今回は、購入した土地から井戸が見つかった件について記事にしていきたいと思います。
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ある日、営業さんからLINEが届きました。
内容を見てみると、なんと水道工事の際に井戸が見つかったとの連絡でした。
なんで井戸!?
土地購入の際、売り主さんや土地の管理会社からはそのような話は一度もありませんでした。
あまりにも急な話だったので、営業さんから土地の管理会社さんへ連絡をしてもらいました。
土地の管理会社さんから売り主さんへも連絡をしてもらえるようです。
ひとまずは、土地の管理会社さんからの連絡待ちとなりました。
まさか井戸が出てくるとは思いませんでした…
連絡があった数日後に、電柱の新設の件で現地に行く機会があったので、どんな状況なのか確認してきました。
その日は営業さんも現地に来てくださったので、一緒に状態を確認しました。
見た感じ、あまり古くなさそうなコンクリートで塞いでいる感じでした。
地表から10~20cmぐらいの深さで、井戸を塞ぐコンクリートが見つかったようです。
ここからは、ただの憶測の話になります。
「この井戸の存在が本当に事前にわからなかったのか?」というのが正直な気持ちです。
おそらく売り主さんは知らない(知っていたとしても言わないでしょう)でしょうし、井戸を埋めたりお祓いをする費用はこちら側が負担になると思います…。
正式な回答がまだ来ていないのでなんとも言えないですが、大人しく返事を待ちたいと思います。
なぜ購入した直後に判明したんだろう…
現地で確認をした時に、営業さんから井戸が見つかった時の対処法を教えていただきました。
井戸が見つかった時の対処法の流れとしては
- 井戸のお祓い(魂抜き)をする
- 井戸の息抜きをする
- 井戸を埋め戻す
以上が一般的な対処の流れだそうです。
- 井戸を処分(埋め戻し)の際に神主や僧侶によって魂を抜く作業のこと。
井戸は古くから神様が宿る神聖な存在として扱われてきたことがあり、その習わしが今も残っている。
- 井戸の底から外に向かってパイプを通し、井戸から発生したガスが外に抜けるようにしておくこと。
- また井戸の息抜きには「神様が井戸の外へ出られるように」や「神様が呼吸できるように」などの意味も込められている
約1週間後に地鎮祭を予定していたので、その時にお祓いをお願いできないか営業さん経由で神主さんに確認してもらいました。
確認したところ、地鎮祭の時にお祓いOKとのことだったので、追加でお願いをしました。
同じタイミングでのお祓いだったので、追加の料金は必要ありませんでした。
井戸にあまり良いイメージはないので、お祓いをお願いしました
現地で井戸を確認してから数日後。
土地の管理会社さんから電話がかかってきました。
電話で話した内容をまとめると、
- 売り主さんに井戸の存在を確認したが、知らなかったと言っていた
- 売り主さんは当時その家で暮らしておらず、数回しか家に行ったことがない
- 数回行った時の記憶を思い返してみても、井戸を見かけた記憶はない
- 事前に井戸があるのが分かっていたら、売り主さんも報告していたと思う
- 契約内容が「現状有姿での引渡し」のため、売り主さん側が負担するのは難しい
といった内容でした。
しじみ夫婦的には、井戸の存在を知らなかったのはしょうがないとしても、どういった経緯でこうなったのかが知りたかったので、経緯を聞いてみました。
土地の管理会社さんからの回答としては
- 井戸がいつ埋められたのかは、売り主さんも土地の管理会社さんも分からない
- 井戸が埋められた可能性があるとすると、家の解体よりも前か家の解体の時だろうと思う
- 解体は売り主さんの知り合いに紹介してもらったので、土地の管理会社さんは関与していない
- 土地の管理会社さんは、あくまで土地の売買にしか関与していない
との回答でした。
簡単に言うと「こちらでは何も分からないので、どうしようもできません」って感じでした。
正直あまり納得がいっていませんが、契約内容が「現状有姿での引渡し」となっているので、井戸に関する費用はこちら側が支払うことになるみたいです。
せめてどういう経緯があったか分かればスッキリするのに…
今回は、購入した土地から井戸が見つかった件について記事にしました。
元々古い家が建っていた土地などではたまに井戸が見つかることもあるようなので、皆さんも土地選びの際には注意してみてください。
次回は、地鎮祭と井戸のお祓いについて記事にしていきたいと思います。