今回は、構造立会いを行った様子について記事にしていきたいと思います!
前回の記事はこちらからどうぞ!
工事もかなり進んできたので、構造立会いをしました。
構造立会いとは何か、具体的に何をするのかについて詳しく解説していきます!
少しでも参考になれば幸いです!
まずは今回行った構造立会いについて簡単に説明をします。
建方が終わる頃に行う立会いのことで、構造工事の進捗確認およびコンセント・スイッチの位置を現場で確認する
構造立会い時には生産担当さんが図面を持ってきてくれてはいますが、自分で図面を持っていくのがオススメです。
図面を持っていれば、細かいところまで自分でチェックすることができます。
ミスがないかしっかりチェックしましょう!
また私たちの場合、構造立会いで初めて大工さんと対面しました。
「差し入れは不要」と生産担当さんが言ってはいたものの、さすがに何もないのは申し訳ないと思い、飲み物を数本差し入れしました。
持参したのは、コーヒー無糖と微糖を各2本、お茶2本の合計6本です
現場で営業さん、設計士さん、大工さんと軽く挨拶をし、構造立会いが始まりました。
差し入れは、このタイミングで大工さんにお渡ししました!
構造立会い時には、家の中にあるコンセントとスイッチの位置を図面を見ながら位置確認を行いました。
生産担当さんが図面を持って来てはいますが、自分で図面を持っていけば、じっくりと図面を見ながらチェックが出来るのでオススメです。
図面は「平面・設備位置図」という名前の図面です。
この図面は「着工合意書(A3サイズ)」もしくは「工事用図面(A2サイズ)」の中にあります。
基本的には各場所ごと(玄関、LDK、寝室など)に生産担当さんがコンセントとスイッチの位置を説明してくれます。
その位置を自分たちの目で確認し、図面と相違ないか確認していきます。
私たちは持っていくのを忘れてしまったのですが、メジャーがあるとより良いと思います。
何故かというと、コンセントやスイッチの位置をメジャーで測れるからです。
「間違っていない」と思いたいですが、位置が間違っている可能性も0ではないです。
「自分たちの目で絶対に確認しておきたい!」という方は、メジャーの持参をオススメします。
家電や家具の購入前に設置場所の寸法を測る時にも使えます!
私たちの場合は、スイッチやコンセントの高さが大きくズレていたり、設置位置がおかしかったりということはありませんでした。
なので、今回の構造立会いでこちらから指摘した点は特にありませんでした。
コンセントとスイッチの位置を確認した後は、建物の中をじっくりと見学しました。
前回の記事では敷地外からしか見られませんでしたが、今回は内部からもじっくりと見学することができました。
わが家の大枠が出来ました!
まずは玄関を入った玄関ホール部分です。
当初は玄関ホールを広くするつもりはありませんでしたが、他の間取りとの整合性を取った結果、ちょっと広くなりました。
しかし無駄に広いというわけでもなく、程よい広さに感じました。
玄関ホール横には工事看板が設置されていました。
工事の工程などが記載されていました。
玄関が程よい広さに感じました!
LDKは家の中で一番広い空間にしています。
外壁部分には断熱材が施工されていました。
家づくり当初から憧れていたのが、LDKの大開口の窓でした。
イメージ通りのサイズ感で最高です!
窓には、その窓のサイズや仕様が記載されていました。
天井を見上げてみると、丈夫そうな梁が確認出来ました!
これなら大きな地震が来ても大丈夫そうです笑
パントリーの大枠も出来ていました。
パントリー部分の上部にはエアコンを設置予定です。
外壁側には断熱材が貼られていて、「グラスウール」という素材が使われていました。
勝手口も既に出来ていました。
洗濯物を干したりゴミ出しをする時は、この勝手口を使用する予定です。
インターホンなどが設置される、ニッチの大枠が出来ていました。
各種コントローラー系はこのニッチに集約される予定です。
憧れの大開口の窓が取り付けられていて、感動しました!
こちらが洗面脱衣室です。
写真右横のポッカリと空いた空間はお風呂場です。
FIX窓の下部分に洗面台が来る予定です。
FIX窓は採光のために設計士さんから提案された部分なのですが、採用して正解でした。
このFIX窓があるだけで、洗面脱衣室が明るく感じます。
FIX窓があるだけで、かなり明るく感じられました!
こちらが浴室です。
浴室部分はぽっかりと空いた状態になっています。
浴槽などは今後取り付けられるようです。
ぽっかりと空いている部分を覗いてみると、他の床よりも一段下がっている状態でした。
お風呂がどのように仕上がるか楽しみです!
WTCの北側部分は、自分たちが思っていたよりも広く感じました。
衣類の収納には困らなさそうで安心しました。
WTCの北側部分には分電盤を設置予定なのですが、設置予定部分にはたくさんの配線が来ていました。
南側のWTCは北側のWTCと比べると奥行きが狭くなっているのですが、それでも最低限収納が出来る空間にはなりました。
この部分は設計士さんとかなり話をして奥行きや位置を決めた部分なので、しじみ的には思い入れの強い場所の一つです。
衣類の収納は問題なさそうです!
寝室には、吊り押入れの枠と窓が出来ていました。
寝室の窓は想定していたぐらいのサイズ感で、かなりいい感じです!
吊り押入れは、思っていたよりも大きいなというサイズ感でした。
実際には増えてはいないんですが、なんとなく収納が増えた気分です笑
寝室は和室なので、床には畳の分の段差がある状態でした。
これはわが家のちょっとしたこだわりなのですが、寝室→WTC→洗面脱衣室が一直線に繋がるようになっています。
通行の際は曲がる箇所が少ないためストレスが少なくなります。
また、一直線に繋がっていることで、空間的に奥行きが出やすいです。
吊り押入れの収納力に期待しておきます!
こちらが妻が使用する予定の書斎です。
妻の書斎部分には書斎Aと書斎Bを区切る三連引き戸が置かれていました。
部屋が出来上がるのが楽しみです!
こちらはしじみが使用予定の書斎です。
断熱材がたくさん置かれていました笑
三連引き戸設置予定位置の両サイドには、エアコン配管用の穴が既にありました。
書斎Bの扉からリビングの方向を見てみました。
こうして見てみると、家の中が広いなと改めて感じました。
リビングまでの空間がかなり広く感じました
こちらは浴室横のトイレです。
左側の壁の凹んでいる部分は、壁面収納が入る部分です。
こちらは玄関横のトイレです。
この状態では、ただの通路にしか見えませんね笑
トイレが思ったよりも狭くなくて安心しました
構造立会いが終わり建物の中を見学していたところ、生産担当さんから2点提案がありました。
- 吊り押入れの底板の厚みについて
- 軒下の物干しの位置について
提案内容を一つずつ紹介していきます
1つ目の提案が「吊り押入れの底板の厚みについて」です。
現状、吊り押入れの底板の厚みは50mm(5cm)ですが、この底板を少し分厚くしないかという提案でした。
厚さ50mmでも問題ないそうですが、吊り押入れとなるといろんな物を収納します。
布団、季節物の家電などなど…色々ありますよね。
これら全て、それなりの重さがあります。
重たい物を収納すると、当然ですが底板への負荷が大きくなります。
長期間収納して長年住み続けることを考えると、少しでも分厚くしたほうがいいとのこと。
生産担当さんからは85mm(8.5cm)程度であれば耐久性も高くなるとのことだったので、
底板の厚みを50mm(5cm)→85mm(8.5cm)に変更してもらうことにしました。
底板を厚くすると吊り押入れ下の空間がその分狭くなるので、
厚みを決める際には注意が必要です!
2つ目の提案が「軒下の物干しの位置について」です。
わが家では、LDK窓の横部分の軒天に物干し金具を設置する予定です。
この物干し金具の設置位置については設計士さんにお任せしていたのですが、生産担当さんいわく、現状だと軒から干した洗濯物が飛び出す可能性があるとのこと。
現状の設置位置は壁面から550mm(55cm)なのですが、この状態だと物干し金具の端部と軒のラインが同じになります。
つまり、当初の位置だと洗濯物が濡れる可能性が高いということです。
そこで、生産担当さんと話し合いました。
壁面に近づけすぎると、今度は逆に壁面に洗濯物が触れてしまいます。
この位置調整は結構難しかったです。
色々と検討した結果、50mm(5cm)だけ壁面に寄せてもらうことにしました。
これなら「ギリギリ通常の雨には濡れず、壁面にもギリギリ当たらないだろう」とのことでした。
まぁ風が吹いたら雨に濡れるんですけどね…
今回は、構造立会いの様子について記事にしました。
コンセントとスイッチの位置については、現状全く問題がありませんでした。
吊り押入れの底板の厚みと物干しの位置については私たちでは分からなかったことなので、生産担当さんに感謝です。
次回は、工事開始12週目&軒天完成についてお届けします!