「出来るだけ安く家を建てたいけど、どうやって減額したらいいんだろう…」
そう思っている方は数多くいらっしゃると思います。
本記事では、外観における減額ポイントについて詳しく解説します!
本記事で紹介する減額ポイントは、あくまで一例です。
妥協出来る部分・妥協できない部分は人それぞれだと思います。
ですので、それぞれの方に合う減額ポイントが見つかれば幸いです。
またわが家のその他の減額ポイントについては別記事で紹介していますので、よろしければそちらもご覧いただけると嬉しいです。
減額ポイントの記事はここをタップ本記事では外観の減額ポイントについて解説します!
「住友林業と言えば、外構も立派」
というイメージが強いと思いますが、わが家は必要最低限の外構しかしていません。
当然ですが外構工事までやったほうが見栄えが綺麗ですし、カッコいいです。
ですが、外構工事は数十万~数百万円の費用がかかります。
わが家では以下の外構だけは必須だと思い、工事をお願いしました。
- 玄関スロープ
- ウッドデッキ
- 駐車場土間コンクリート
総額で約120万円ほどです。
たったこれだけをやるのに約120万円するわけですから、その他の外構工事も合わせて行うと軽く数百万円はかかります。
ですので、大きな減額をするなら外構工事を必要最低限に留めるというのも選択肢の一つです。
その他にも、外構を外注することでも減額をすることが出来ます。
住友林業緑化に外構工事を依頼する場合、以下のメリットがあります。
- 住友林業の家の外観に合った最適なプランを提案してくれる
- 日本住宅ローンでローンを組んでいる場合、 外構費用を住宅ローンに組み込むことが可能
以上2つのメリットがあります。
ですが、住友林業緑化は外構費用が非常に高いのがデメリットです。
一般的な外構工事を請け負う業者と比べると、1.5~2倍近く金額に差がある可能性があります。
ですので、手持ち資金に余裕がある場合であれば、外構を外注するのもアリだと思います。
私達の場合、元手がなかったので外構費用もローンに組み込んでいます
アンテナを設置する場合、選択肢としては、八木アンテナかデザインアンテナの2つがあります。
わが家では、八木アンテナを設置しています。
八木アンテナとデザインアンテナの2つを比較すると、以下の違いがあります。
アンテナ | 八木アンテナ | デザインアンテナ |
---|---|---|
価格 | ||
見た目 | ||
電波 |
わが家の場合、電波の受信感度の関係で八木アンテナにせざるを得ませんでしたが、特に気になることなく過ごせています。
八木アンテナが5寸勾配屋根の一番上に設置されているおかげか、見上げることがない限り視界には一切入りません。
なので見た目を気にしない方であれば、八木アンテナにすることで費用を抑えることが出来ます。
数千~数万円の減額だと思いますが、小さな減額の積み重ねが大切です!
わが家の太陽光発電の容量は、2.4kWです。
なぜこの容量にしたかと言うと、予算の都合上蓄電池を導入出来ず、必要最低限の容量だけにしようとしたからです。
蓄電池を導入する場合であれば、太陽光発電の容量を大きくすることで昼間に貯めた電気を夜に無駄なく使うことが出来ます。
しかし、蓄電池がない場合は発電した電気を貯めることが出来ず、電力会社に売電するしかなくなってしまいます。
「余った電気を売電するなら無駄がないし、別に大容量でも悪くないのでは?」
と思われるかもしれませんが、自家消費の場合と比べるとその差は歴然です。
2024年現在の売電価格は、FIT期間中で1kWhあたり16円です。
再生可能エネルギーを使用して発電された電気を国が決めた価格で一定期間、電力会社が買い取ることを義務付けた制度
ここでは、東京電力のスタンダードSプラン(関東)の場合で考えてみることにします。
このプランの場合、120kWhまでの1kWhあたり29.80円です。
これらを比較すると、電力会社へ電気を売るよりも自家消費の方が約1.9倍お得になります。
このことから、売電よりも自家消費を中心に考えたほうが良いことが分かります。
ですので、わが家では太陽光発電の容量を必要最低限にしました。
どれぐらいの容量が必要なのかどうかは家庭によって変わってくると思いますので、自分たちの普段の電気使用量を確認した上で容量を検討すると良いと思います。
私が太陽光パネルの容量を検討する際に使用したサイトやツール等を以下にまとめておきます。
- 太陽光発電に向いている地域とは?県別発電量一覧・地域別の季節変動グラフ(太陽光発電 総合情報)
- 太陽光発電診断(ソーラークリニック)
- 太陽光発電・蓄電システム シミュレーション 簡易版(京セラ)
- 「自分で納得して決める」ための太陽光搭載シミュレーションツールを共有します(ずぼらな家づくり)
ちなみにですが、入居から約3ヶ月時点での自家消費率は約42%です。
一般社団法人 太陽光発電協会の資料によると「住宅の自家消費率は30%とされている」とありますので、わが家の太陽光発電は比較的自家消費率が高いようです。
蓄電池設備がある場合もシミュレーションをしておいて損はないと思います!
わが家にある屋外用の照明は、
- 玄関上部
- 勝手口上部
以上、二箇所です。
当初ICさんから提案された案では、屋外用の照明がもう一箇所ありました。
それが、玄関スロープ上部の照明です。
当初は念の為取り付けたほうが良いとICさんから言われていましたが、費用対効果を考え、この部分の照明は取りやめました。
結果、約2万円の減額が出来ました。
足元が暗いと感じればソーラーパネル式の照明を設置すれば解決しますし、2万円の減額が出来たと思えばいい判断だったなと思います。
現状そこまで暗いと感じていないので、何も対策はしていません
標準仕様の中に「雨水貯留槽(レインコンテナ)」があるのですが、これを設置しないことで約4万円の減額が可能です。
雨水をガーデニングや打ち水、初期火災の消火などに使えて便利ですが、それ以上にデメリットが多いと考えています。
設置した場合のデメリットとしては、
- 一般的な耐用年数が10年ほどなので、元を取れない
- ボウフラが発生する
- 定期的なメンテナンスが必要
- 雨水貯留槽を置くスペースが必要
以上、4点が挙げられます。
ここでは「設置した場合、耐用年数以内に元を取れるのか」について着目していきます。
計算にあたり、東京都水道局のWebサイト上では1L 約0.24円で試算されていたので、今回はその値を参考にして計算を行います。
4万円分の水が何Lになるのかを計算してみると、40,000円÷0.24円=166,666.666…Lです。
このままの値では計算がややこしくなるので、ここでは基準を少し緩くして「160,000L使えば元が取れる」ことにします。
1日に必要な水量を仮に10Lとすると、1年間の水量は10L×365日=3,650Lです。
この水量を元に耐用年数である10年で計算をすると、3,650L×10年=36,500Lです。
この数値から分かる通り、到底元が取れるとは思えません。
また雨水貯留槽の容量が100Lなので、雨が降らなかった場合や降ったとしても雨量が少ない場合には結局水道を使用することになります。
これに加えてメンテナンスがある等のデメリットを合わせて考えると、雨水貯留槽の設置メリットはほとんどないと私は考えています。
デメリットが大きいので、設置せずに4万円分減額がおすすめです!
わが家の外観における減額ポイントについて解説しました。
この中でも特に外構工事は大きな金額がかかる部分なので、必要な工事だけを実施することをオススメします。
この記事が少しでもどなたかの参考になっていれば幸いです。
この記事以外にも、わが家の減額ポイントについて解説しています。
気になる方は、以下のリンクからチェックしていただけると嬉しいです。
減額ポイントの記事はここをタップ