わが家の洗面脱衣室には扉が2箇所あるのですが、その両方に表示錠を取り付けるようにお願いをしていました。
普段表示錠を使用する機会がないため気が付かなかったのですが、友人が泊まりに来ることがキッカケで表示錠が取り付けられていないことに気が付きました。
最初はこちらの思い違いかと思いましたが、仕様書にはしっかりと表示錠との記載がありました。
これまでの立ち会い時に誰も気が付かなかったのですが、さすがにこのままというのは困るので生産担当さんにお願いをして、扉の交換作業をしていただきました。
今回は、洗面脱衣室の表示錠を後日取り付けてもらった内容について、記事にしていきたいと思います。
今までの立ち会いでは誰も気が付きませんでした…
家の引き渡しから約1ヶ月が経過した頃、世間ではゴールデンウィークの時期になりました。
私達夫婦の共通の友人がいるのですが、その友人がゴールデンウィーク中に遊びに来てくれることになりました。
遠方からわざわざ来てくれることもあり、わが家に一泊してもらうことにしました。
そして、その時にふと思いました。
「洗面脱衣室の扉って、来客時のことも考慮して表示錠にしていたはず…」
と思い、改めて洗面脱衣室の扉を見てみるも、どちらの扉も表示錠の無い普通の引き込み戸でした。
「思い違い…?」と思ったので改めて仕様書を確認してみましたが、「表示錠」の記載がありました。
これはさすがにどうにかしてもらわないと困ると思ったので、ひとまず生産担当さんに連絡することにしました。
まさかこのタイミングで気付くことになるとは思いませんでした…
すぐに生産担当さんに連絡をし、洗面脱衣室の扉が表示錠になっていないことを説明しました。
しかしゴールデンウィークに差し掛かったタイミングということもあり、今後の対応については連休明けの回答になりました。
そして連休が明けても回答が来ないまま約1ヶ月が経過し、「もしかして忘れられているのでは…」と不安になったので改めてこちらから連絡をしました。
返ってきた回答は以下の通りです。
- 建具シリーズに改定があったため、同シリーズの製品は特注扱いになってしまう
- 特注扱いのため、納品までに時間がかかる
- 納品してからすぐに扉交換を行うとしても、交換作業自体は約2ヶ月後になってしまう
内心は「あぁ…またそんな感じで遅くなるんですか…」という気持ちでしたが、そこはぐっと堪えました。
鍵自体を取り付けるだけかと思っていましたが、扉自体の交換が必要と知り少し驚きました。
というわけで、結果的には生産担当さんに連絡してから約3ヶ月後に扉の交換作業をしてもらうことになりました。
まさか表示錠を取り付けてもらうまでに3ヶ月もかかるとは思いませんでした…
ゴールデンウィークから約3ヶ月が経過し、ようやく扉交換の日が来ました。
扉の交換には、わが家の木工事を担当してくださった業者さんが来てくれました。
当日の作業の流れは、以下の通りです。
実際の作業について、簡単に解説もしていきます。
当日は私は不在だったので、しじみに立ち会いをお願いしました
扉は金具によって吊り下げられているので、まずは扉と金具を外します。
金具を外した後は扉を斜め向きに引き出して、取り外します。
表示錠付きの扉を逆の手順で取り付けます。
扉を斜め向きにして入れ、金具を取り付けます。
無事に取り付けられたら、扉の開閉の微調整をします
扉が取り付けられたら表示錠の高さに合う位置を探し、建具側の金具の取り付け位置を決めていきます。
位置が決まれば、枠に金具が取り付けられるように電動ドリルやノミを使って穴を彫り、金具を取り付けます。
金具が取り付けられたら、扉の開閉・鍵の開閉に問題がないか確認し、微調整をします。
先ほど説明した手順で作業は進み、LDK~洗面脱衣室とWTC~洗面脱衣室の扉合計2枚分の交換が終わりました。
それぞれの仕上がりはこんな感じです。
建具に取り付けられた金具はこんな感じです。
扉側の金具はこんな感じです。
というわけで、無事に扉の交換作業は終わりました。
扉交換にかかった時間は、おおよそ2時間程度でした。
仕様書に記載があった内容だったので、費用は一切かかりませんでした。
ですが、これまでの竣工立ち会いの時点で気が付いていればもっと早めに交換されていたと思うと、少し残念な気持ちです。
もし私達と同様に表示錠を採用された方は、表示錠がしっかりと施工されているか確認していただくことをオススメします。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
立ち会い時に表示錠がしっかり施工されているか確認をオススメします!