新居に住み始めてから約1ヶ月ほど経った頃に、Roborockから発売されているお掃除ロボット「S7 MaxV Ultra」を購入しました。
賃貸時代は、Amazon限定モデルである「ルンバ691」を使用していました。
ルンバ691にはカメラが搭載されていないため、壁に当たりながら掃除をしていくようなスタイルでした。
これが原因でせっかくの新居を傷つけたくないと思ったのがロボット掃除機を買い替えた大きな理由です。
またルンバ691の購入から約5年経過していたことも買い替えた理由の一つです。
商品価格がかなりお高めなので、新居に引っ越してからしばらくした後に開催されていた楽天スーパーセール時に購入しました。
購入してから約半年間実際に使ってみたことで、どこが良くてどこが悪いのかが少し見えてきました。
そこで今回は、S7 MaxV Ultraを実際に使用した感想について記事にしていきたいと思います。
少しお高いですが、それに見合うだけの性能です!
ロボット掃除機といえばiRobot社製のルンバが有名だと思いますが、今回私たちはRoborock社から発売されているS7 MaxV Ultraというロボット掃除機を購入しました。
以前はルンバ691を使用していましたが、新居への引っ越しを機に買い替えました。
私たちがS7 MaxV Ultraを選んだ理由が以下の4点です。
- ゴミの自動収集機能
- 水拭き&モップ自動洗浄搭載
- 部屋のマッピング機能
- デザイン性の高さ
S7 MaxV Ultraを選んだ理由について詳しく解説していきます!
S7 MaxV Ultraの特徴の一つにゴミの自動収集機能があります。
以前使っていたルンバ691では、掃除後にダストボックスのゴミを自分でゴミ箱に捨てる必要がありました。
ですが、このS7 MaxV Ultraは掃除後に自動で本体からドックにゴミを収集してくれます。
ロボット掃除機は自動で掃除をしてくれるのが非常に便利なのですが、掃除後にダストボックスのゴミを捨てるのが地味に面倒でした。
自動収集機能であれば約60日分のゴミが溜まってから捨てられるので、ゴミ捨ての手間がかなり省けます。
また紙パック式なので、紙パックを捨てるだけでOKなのも嬉しいポイントです。
60日分のゴミが溜まってから捨てられるので、手間がかかりません
S7 MaxV Ultraには、水拭き機能とモップの自動洗浄機能が搭載されています。
ドック部分に清水タンクと汚水タンクがあり、清水タンクに水道水を入れておくことで自動で水が給水され、その水で水拭きをしてくれます。
また掃除中に水が無くなれば自動でドックまで戻って給水をしてくれます。
掃除後はドックでモップを自動洗浄してくれ、いつでも清潔なモップで掃除が出来ます。
掃除に使用した水は汚水タンクに溜まっていき、掃除後に捨てるだけでOKです。
清水タンクに水を入れておくだけで水拭きと自動洗浄をしてくれるので、非常に便利です!
S7 MaxV Ultraにはカメラが搭載されているため、掃除をしながら部屋のマッピングを自動で行ってくれます。
マッピングをすることによって次回以降部屋を効率よく掃除できるようになり、マッピング後はエリアを区切って特定の場所だけを掃除させることも出来ます。
以前使っていたロボット掃除機にはカメラ機能が搭載されておらず、壁にぶつかりながら部屋全体を掃除するタイプで効率が悪かったです。
掃除の効率が悪かった所と新居の壁に傷が付く可能性を避けるために、次に買い替えるならカメラ搭載型のロボット掃除機にしようと思っていました。
ロボット掃除機のせいで新居に傷がつくことだけは避けるようにしました
ここまでの機能は、ルンバの上位機種であれば同様のことが出来ます。
では何故ルンバではなくS7 MaxV Ultraを選んだかと言うと、デザイン性です。
ルンバとS7 MaxV Ultraを比較して、S7 MaxV Ultraの方がカッコいいなと思ったのが決定打になりました。
ドック付きタイプのロボット掃除機なので、どうしても存在感が目立ちます。
目立ってしまうのはどうしようもないので、どうせ目立つならスタイリッシュでカッコいいロボット掃除機にしたいなと思いS7 MaxV Ultraにしました。
しじみ夫婦共にS7 MaxV Ultraの見た目の方が好みでした!
このタイミングでS7 MaxV Ultraを購入したのには、主に3つの理由があります。
- 発売当初は値段が高かったから
- 以前使っていたルンバから買い替えたかったから
- 楽天スーパーセールが開催されていたから
それぞれの理由について、詳しく解説します!
私たちがS7 MaxV Ultraを知ったのは、2022年の年末特番で放送されていたアメトーークの家電芸人がきっかけです。
この放送を妻と二人で見ていて、「次にロボット掃除機を買うならこれがいい!」と二人で話していました。
ですが、当時の価格では約16万円程度と非常に高価でした。
当時は家を建てる予定もありませんでしたし、既にルンバ691を使っていたので新たに購入することはありませんでした。
ですが、しばらくすれば値段が下がるだろうとは思っていたので、ある程度値段が下がってタイミングが合えば買おうと思っていました。
何年か待てば数万円は安くなるだろうとは思っていました
新居に住み始めるにあたり、当時使っていたルンバ691では不安要素がありました。
それが、カメラが搭載されていないために壁などにぶつかりまくるという点です。
せっかくの新居がロボット掃除機のせいで傷つくのが嫌で、それに加え壁にぶつかる際の音も大きかったので、新居では新しいロボット掃除機にしようと心に決めていました。
せっかくの新居に傷をつけないためにも買い替えました
新居に住み始めてから約1ヶ月~2ヶ月程度経った頃に、楽天スーパーセールが開催されていました。
Amazonか楽天、どちらかのセールで安いタイミングで買おうと思っていましたが、購入検討時にはどちらもあまり価格差はありませんでした。
なので、ポイント還元率が高かった楽天スーパーセールで購入することにしました。
Amazonのセールまで待てなかったという理由もあったりします…
それでは早速S7 MaxV Ultraを開封していきます。
S7 MaxV Ultraの外箱には、外観と機能について書かれています。
箱から取り出して実際に設置してみるとこんな感じです。
購入前から分かってはいましたが、かなり存在感があります。
また全自動ドックのサイズが幅42.2cm×奥行50.4cm×高さ42cmとかなり大きいです。
ドックの高さは42cmなのですが、ドックのタンクを取り外す際に少し持ち上げないといけないのでわが家では床から高さ68cmの空間を確保しています。
設置の際の空間としては、幅50cm、奥行60cm、高さ70cmほどあれば少しゆとりを持って設置出来るのではないかと思います。
存在感はかなりありますが、全体が黒で統一されていてスタイリッシュなので非常にカッコいいロボット掃除機です。
わが家では、ロールスクリーンで見えなく出来るように玄関収納部分に設置しました
実際に半年間使ってみると、S7 MaxV Ultraのメリットとデメリットがそれぞれ見えてきました。
ここからは、S7 MaxV Ultraを実際に半年間使ってみた感想を正直に話していきます。
メリットとデメリットについて詳しく解説していきます!
半年間使ってみて感じたS7 MaxV Ultraのメリットは以下の5点です。
- ゴミを吸いながら水拭きが出来る
- ゴミの自動収集、モップ自動洗浄が便利
- カメラ搭載のため、衝突による傷がつきにくい
- マッピング機能で掃除エリアを設定できる
- スマホから細かい掃除の設定ができる
- 掃除中の音がそこまでうるさくない
S7 MaxV Ultraのメリットについて1つずつ解説します!
以前まで使用していたルンバ691ではゴミを吸うだけでしたが、S7 MaxV Ultraには水拭き機能も搭載されています。
ゴミを吸いながら水拭きをしてくれるので、一石二鳥のとても便利な機能です。
わが家ではウォルナットの挽板や突板のフロアがありますが、水拭きの設定を標準にすることで特に問題なく使用出来ています。
数分すれば濡れていた床も乾いているぐらいの濡れ具合です。
またわが家には畳の部屋があるのですが、この場合どうなるのか気になりませんか?
なんと、畳がある場合は水拭きをしないようにロボット掃除機が自動で判断してくれます。
畳のエリアが終われば再び水拭きを再開してくれるので、非常に優秀です。
水拭きも一緒にやってくれるのが非常にありがたいです!
S7 MaxV Ultraを使用するたびに思うのですが、ゴミの自動収集とモップ自動洗浄がめちゃくちゃ便利です。
ルンバ691では、掃除後に毎回ダストボックスを取り外してゴミを捨てる必要がありました。
ですがS7 MaxV Ultraであれば、ドックに戻ったタイミングで自動でゴミを吸い上げてくれるので、毎回のゴミ捨ての手間が無くなります。
ドックの紙パック内には約60日分のゴミを溜められるので、ドックのゴミを捨てる頻度が少なくて済むのも大きなメリットです。
紙パックの交換も非常に簡単で、まずは元々装着している紙パックを取り外します。
正規品の紙パックを用意し、再びドックに取り付ければ交換完了です。
注意点として、純正品以外(互換品等)を使用して製品が故障した場合、保証期間内であっても有償対応となるようなので、注意が必要です。
またS7 MaxV Ultraでは水拭き機能が搭載されているのですが、この水拭きに使用されているモップもドックで自動洗浄してくれます。
水拭き機能があるだけでもかなりのメリットなのですが、自動洗浄までしてくれるのは本当にありがたいです。
手間のかかる部分が自動化されているので、とっても便利です!
S7 MaxV Ultraにはカメラが2つ搭載されており、家具や小物などをAIが瞬時に分析して位置や種類を特定してくれます。
ですので、物に近づいた時や壁に近づいた時もゆっくり近づいてくれるので衝突による傷がつきにくいです。
私たちが以前使用していたルンバ691ではカメラがなかったので色々な所にぶつかりまくりでしたが、S7 MaxV Ultraではそのようなことは起きていません。
新居に傷がつきにくいのは本当にありがたいです!
本体に搭載されているカメラを使い、自動で家の間取りを自動でマッピングしてアプリ上に表示してくれます。
マッピングされた後は、各部屋ごとにエリア分けが出来たりもします。
エリア分けをした後は掃除をしたい部屋だけを指定したり、逆に掃除してほしくない場所は掃除禁止エリアとして登録出来たりもします。
マッピング機能があるおかげで、掃除したい場所だけを指定出来て便利です!
S7 MaxV Ultraは、アプリ上で操作や設定が出来るようになっています。
例えば、掃除する部屋の指定や掃除禁止エリアの設定・吸引力の設定・水拭きの設定など、かなり細かく設定が出来ます。
スケジュールを設定しておけば決まった時間に掃除をしてくれるようになりますし、本体やドックのメンテナンス時期が来たらアプリで通知が来たりもします。
他にも沢山の機能があるので全ては紹介しきれないですが、かゆいところまで手が届く非常に便利なアプリです。
かなり細かく設定出来るので、自分好みにカスタマイズが可能です!
ルンバ691との比較にはなりますが、掃除中の音が以前よりも小さく感じました。
壁や物に近づいた際に衝突を最小限に留めてくれているからだとは思いますが、別の部屋にいるとほぼ気にならないレベルの音量でした。
実際にどれくらいの音量なのか気になったので、騒音計アプリで音量を測定する動画を撮影してみました。
(カメラは本体から約1m程度の位置から撮影しています)
実測値は約55~65dB程度で、同じ部屋で掃除をしていると少しうるさいかなぐらいの音量でした。
体感的には、以前よりもかなり静かに感じました
半年間使ってみて感じたS7 MaxV Ultraのデメリットは以下の3点です。
- 掃除後にゴミを本体からドックに吸い出す音がうるさい
- ドックのモップ洗浄部分の汚れが気になる
- 汚水タンクの水が臭う
S7 MaxV Ultraのデメリットについて1つずつ解説します!
掃除が終わると本体がドックに戻ってドックに自動でゴミを吸い出してくれるのですが、この音がなかなかうるさいです。
掃除中の本体の音はさほど気にならないのですが、本体からドックにゴミを吸い出す時の音はかなり気になります。
こちらも実際にどれくらいの音量なのか気になったので、騒音計アプリで音量を測定する動画を撮影してみました。
(ドックから約1m程度の位置から撮影しています)
ドックにゴミを吸い出す時の実測値は約80dBで、約30秒間ほど続きます。
掃除中の本体の音量と比べると相当うるさいことが分かるのではないでしょうか。
ゴミを吸い出すのは昼間じゃないと厳しいと思います…
ドックでモップを自動洗浄してくれるのは非常に便利なのですが、何度か使用しているとモップ洗浄部分に汚れが溜まってきます。
こちらの写真は実際に何度か使用した後なのですが、洗浄部分が汚れているのが分かるかと思います。
汚れてくるとアプリで通知が来るので掃除タイミングは分かるのですが、これ自体の掃除をするのが少し抵抗があったりします。
毎回掃除するわけではないですが、いざ掃除するタイミングになると少し億劫になります…
汚水が入るタンクなので当然ではあるのですが、汚水タンクの水が結構臭います。
イメージとしては、雑巾をゆすいだバケツの水を凝縮した臭いです。
ですので、汚水タンクは掃除後に毎回水を捨ててタンク自体を綺麗に洗っておく必要があります。
結構臭いが強いので、汚水タンクは毎回洗うようにしています
今回は、S7 MaxV Ultraを実際に使用した感想について記事にしました。
S7 MaxV Ultraを購入してから掃除がかなり楽になりました。
一軒家になったことで掃除する範囲がかなり広くなったので、その大半の部分をロボット掃除機がしてくれるというのは非常にありがたいです。
またゴミの収集やモップの洗浄などを全て自動で行ってくれるので、非常に楽です。
カメラが搭載されているおかげで壁に勢いよくぶつかったりすることもありませんし、マッピング機能も非常に優秀です。
ただしドックにゴミを吸い出す時の音は相当うるさいので、賃貸で使うのはあまりおすすめ出来ないかもしれません。
もし使うのであれば、人があまりいない時間帯にゴミの吸い出しをする方がいいと思います。
モップ洗浄の部分や汚水タンクについては定期的に掃除が必要なので、その点だけは注意が必要です。
トータルで見ればメリットが圧倒的に多いので、個人的には購入をおすすめしたい商品です。
この記事が少しでもどなたかの参考になれば幸いです!