今回は、コンセントと照明の打ち合わせの話です。
コンセントと照明は位置と個数が重要なので、少しでも参考になれば幸いです。
前回の記事はこちらからどうぞ!
いつも通りであれば予定時間までにはZoomのIDとパスワードが送られてくるのですが、なぜか今回は送られて来ず。
取り急ぎ営業担当にLINEをしましたが、返信はなし。
もしや忘れているのでは…?
以前もらった名刺に連絡先があったのを思い出し、SMSで設計士さんに連絡。
するとすぐに返事がありました。
どうやら営業の方と連絡が取れていなかったようです。
何とか打ち合わせがスタートして一安心です
SMSでIDとパスワードを教えてもらい、ようやく打ち合わせがスタートしました!
Zoom開始早々、設計士さんが申し訳無さそうにされてました。
遅れてしまい申し訳ございませんでした。
営業の者に連絡したのですが、連絡がつかず…
私もLINE WORKSをやっておりますので、
グループに追加するように再度伝えておきます。
今までは営業の方経由で間取りの相談をしていたので、これでいろいろと気軽に聞くことが出来るようになりました。
初めから追加してくれていれば良かったのになと思ったのはここだけの秘密です
今回の内容は、LINEにて投げかけていた質問・相談の内容が中心です。
現段階で気になる点が多すぎたので、設備のお話は次回以降になりました
質問内容はこんな感じです。
- コンセント
・キッチンの背面収納内のコンセント設置について
・エアコンのコンセントの位置について
・洗面台ミラー内のコンセントの数について
・洗濯機のコンセントの位置について
・玄関収納(ロールスクリーン設置部分)内のコンセントについて
・吊り押入れ下のコンセント位置と数について - 照明
・引掛シーリングの種類について
・勝手口の照明について
・WTC、洗面所、浴室の照明について
・水槽上部のダクトレールについて - その他
・書斎Bのエアコンの位置について
・情報分電盤の位置について
・トイレBの扉と壁について
・レンジフードの高さについて
わが家で以前からどうしようか悩んでいたのが、ダイニングテーブルで使う家電のコンセントの使用位置です。
よく使われるのは、床の埋込み型のコンセントだと思います。
ですが、見た目の問題的にわが家では設置しないと決めていました。
邪魔になりそうとも思ったので、不採用となりました
そこで考えたのが、キッチンの背面収納部分です。
この部分であれば、ダイニングテーブルからも近くて目立ちにくくなります。
「安く出来たらいいなぁ」ぐらいの気持ちで聞いてみました。
回答としては、「原則対応は難しいが、一応可能ではある」とのこと。
キッチン本体に穴を開ける行為は、家電法という法律があるためオススメはしないそうです。
ただしコンセント設置部分の保証が対象外となることを了承すれば、取り付け位置を検討することはできるそうです。
肝心の費用ですが、キッチンメーカーにコンセントの開口に来てもらう費用で約3万円程度だそうです。
コンセント代は別途必要です
想像はしていましたが、やはり高いです。
それに加えて、家電法が絡んできたり保証の対象外になってくるのは想定外でした。
ダイニングテーブルでの家電使用時は、
近くの壁コンセントに延長コードを差して使うことに決めました。
家電法に触れる&保証対象外となるので、個人的にはオススメしません
家づくりでよく話題に上がるエアコンのコンセント位置について。
最近の家では、天井付けやエアコンと天井の間への設置が多いように思います。
わが家でもどうしようか悩んでいました。
その中で出てきたのが、「パントリー内へのエアコン用コンセントの設置」という方法です。
パントリー内に設置できれば、コンセントが目立ちにくくなります。
この方法ができるのかどうか気になったので質問してみました。
回答としては、パントリー内へのエアコン用コンセントの設置は可能だそうです。
ただし、注意すべき点があるようで、
一般的なコンセントの位置とは異なるため、エアコン買い替えの際に設置業者に断られる可能性があるそうです。
住友林業指定の業者であれば問題なく対応可能だそうです
弊社提携業者であれば、1カ所あたり約5万円程度で設置可能です
エアコン設置だけで5万円…高すぎる…。
家電量販店の業者であれば大体2万円ぐらいで、取付けしてくれるのがほとんどですよね。
また、その他にも天井取付やエアコンと天井の間への設置も可能だそうです。
見栄えを取るか、値段を取るか。難しいところですよね。
残念ながら、その場では結論が出せませんでした。
ひとまずパントリー内への設置ではなく、図面上には天井付けとして置いておくことになりました。
次回打ち合わせ時までには決めておきます
以前洗面台のパンフレットをいただいたのですが、現在の洗面台の詳細な仕様が分かりませんでした。
洗面台の照明あり・なしでコンセントの口数が2個か3個で違いが出るようなので、念のため確認してみました。
現状の洗面台の仕様は照明ありでコンセントが2口だそうです。
現状の洗面台は照明有りだそうで、コンセントの口数が2口。
洗面台付近のコンセントが少ない状態なので、その点も考慮して洗面台横の壁に追加でコンセントを追加してくださっているみたいです。
洗面台横のコンセントは、水はねも考慮していただいているようで、「扉付きコンセント」となる予定だそうです。
コンセントの差込口に扉が付いているタイプのコンセントのこと。
扉があることで、ほこりや水滴などの侵入を防ぎ、安全性が高まる。
照明なしの洗面台の場合の費用も気になったので、聞いてみました。
照明なしの洗面台にすると、約3万円の減額となるようです。
照明なしの洗面台を採用した場合の注意点としては、洗面台に立った時、自分の影で暗くなる可能性があるという点です。
これを防ぐためには、天井照明を追加する必要があるみたいです。
このため、せっかく3万円減額しても天井照明を増やす必要があるので、大きな減額とはならない可能性が高いです。
普段からあまり洗面台の照明は使っていなかったので無くす方向で考えていましたが、まさかの問題が…。
天井照明を増やすか照明ありの洗面台にするか、こちらもすぐに答えを出すことができませんでした。
ひとまず現状の照明付き洗面台のままの仕様にしておくことになりました。
こちらも次回打ち合わせ時までには決めておきます
現在の賃貸では洗濯機用パンがあるのですが、正直言って見栄えは良くないです。
ですが、床に直接置くのも抵抗がありました。
床がへこんだりしそうな気がしたので…
新しい家では掃除の面も考え、キャスター付きの置き台にしようと考えています。
洗濯機+置き台の場合、コンセントの位置が低すぎると洗濯機に干渉する可能性があると思ったので確認してみました。
設計士さんいわく、通常、洗濯機用のコンセントはプレートの上端が床から1.3mの位置につくそうです。
コンセントプレートの縦の長さがおおよそ12cmの製品が多いので、
コンセントプレートの下端部分の床からの高さは、
1.3m – 0.12m = 1.18m = 1m18cm = 118cm
以上の計算から、床からの高さは118cm(1m18cm)です。
つまりこの場合は、少し空間に余裕を見てあげる(数cm)と洗濯機+置き台の高さが1.15m以下であれば問題なく設置できるということです。
わが家の場合、現在の洗濯機が約99cm、購入予定の置き台が約14cmでした。
99cm + 14m = 113cm = 1.13m
以上の計算から、1.13m(113cm)となるので問題なく置けそうです。
ちなみにわが家では今後洗濯機を買い換えるとなったら、ドラム式洗濯機にする予定です。
購入を想定しているドラム式洗濯機の高さは、仕様には99.8cm(約1m)と書いてありました。
仮に置き台にドラム式洗濯機を置いた場合を計算してみると、
100cm + 14cm = 114cm = 1.14m
1.14m(1m14cm)となるので、この場合も問題なく置けそうです。
というわけで、洗濯機のコンセント設置位置は、プレートの上端が床から1.3mの位置に取付ということになりました!
買い替え予定なら、その洗濯機の高さも忘れずに検討しましょう!
玄関ホールの物入れ内には、コンセントを2口つけたいと思っていました。
1口は、ロボット掃除機のホームベース用です。
もう1口は予備のコンセントで、使い方は実際に住み始めてから考える予定です。
いただいた図面を確認したのですが、1口なのか2口なのか判断が難しかったので念のため確認しておきました。
現状は、2口コンセントを1個設置予定とのことでした。
また可動棚との兼ね合いもあるため、
使用用途を明確にしてからコンセント位置をしっかりと決める必要があります。
最下部にロボット掃除機を置き、上部ではアウターやカバン類を置く想定であることは伝えました。
玄関収納とパントリーの可動棚は仕様を再度確認します!
吊り押入れの下部分に少し空間があるのですが、このコンセントの使い道を改めて考えてみました。
- 間接照明
- スマホ充電(しじみ用、妻用)
以上2つが日常的に使用頻度の高い物となりそうです。
つまり、この場合は最低でも3つ以上はないと困る可能性が出てくるということです。
他の場所のコンセントでも良いかとは思いましたが、後で後悔はしたくないので2口コンセントを1カ所増やすことにしました。
高さや位置もこの時に相談し、他のコンセントと同じ高さであるプレートの上端が床から30cmの位置に設置することにしました。
足りなくて困るのは避けたかったので、コンセントは多めにしました
しじみは第二種電気工事士の資格を所持しているので、引掛シーリング自体がどんな物かは大体わかっています。
ですが、どんな種類を選べるのか気になったので聞いてみました。
引っ掛けシーリングにはいろいろな種類がありまして、よく使われるのは、
- 丸型引掛けシーリング(主に洋室)
- 角型引っ掛けシーリング(主に洋室)
この2つが多いみたいです。
わが家の場合、引掛シーリングになりそうな場所は、
- 書斎(丸形)
- 寝室(角形)
- トイレ(丸形)
その他の照明はダウンライトになる予定です。
次回打ち合わせ時にはインテリアコーディネーターさんがいらっしゃるみたいなので、この辺りは要相談となりそうです。
次回打ち合わせ時までには、理想に近いイメージの画像を用意する予定です
設計図にはセンサー付きのダウンライトが計画されていたので、他の選択肢があるのかどうかが気になり聞いてみました。
どうやらダウンライト以外も選択できるようです。
主に壁付けのブラケットライト照明を採用されることが多いそうです。
ダウンライトを採用している理由は、ブラケットライト照明はホコリがたまりやすく、汚れが目立つからだそうです。
確かに言われてみれば、ブラケットライト照明にした場合はホコリがめっちゃたまりそうですよね。
あとセンサーについてですが、設計士さん的にはセンサー付きダウンライトがオススメとのことです。
センサー付きにする理由としては、
- 外が暗い時の出入りの際にスイッチをわざわざ押さなくて良い
- 防犯対策としても役に立つ
この2つが主な理由だそうです。
個人的にはセンサー付きがオススメです!
見た目にこだわりたい方にはブラケットライト照明、見た目より掃除の手間を減らしたい方にはダウンライトがオススメです。
わが家では見た目よりも掃除の手間を減らしたいと思ったので、センサー付きダウンライトを採用することにしました。
屋外の掃除は大変そうだったので、ダウンライトにしました!
図面上では全てダウンライトとなっていたので、他にどんな選択肢があるのか気になり聞いてみました。
ダウンライト以外にも小型シーリングを採用する場合もあるそうです。
ですが、WTC・洗面所・浴室、いずれの場所でもダウンライトを採用する方が多いようです。
最近だと、小型シーリングを採用する方もいるみたいです。
わが家ではWTC・洗面所・浴室の照明にはあまり力を入れていないので、比較的安く出来るプランを模索したいと考えています。
次回打ち合わせ時にインテリアコーディネーターさんにこの辺りも確認したいなと考えています。
照明をどれにするかはプロに相談してから決めようと思います!
水槽上部にはアクアリウム用にアクアリウム用のペンダントライトを設置する予定です。
この照明は位置の調整の可能性があるので、ダクトレールを採用しました。
このペンダントライトの使い方としては
- ダクトレールから吊り下げて使用する
- 指定した時間の間だけ照明を点灯する
以上2つを想定しています。
ダクトレールについては以前の打ち合わせでちらっとお話していたのですが、ペンダントライトのタイマー管理については伝え忘れていました。
おそらくタイマー管理できるだろうなとは思いながらも、念のため出来るかどうか確認してみました。
照明のタイマー管理には、「タイマースイッチ」を使うそうです。
デジタル式のタイマースイッチがあるそうで、指定した時間に照明を点灯できるみたいです。
ただし、価格は通常のタイマースイッチよりも少し高くなるようです。
ダクトレールの長さと設置位置ですが、
- ダクトレールの設置位置は、水槽設置位置の中央上部
- ダクトレールの長さは、少し余裕を見て水槽設置位置の長さとおおよそ同じくらい
以上の位置と長さとなりました。
これで水槽台を右にも左にも置く選択肢が増えます!
現在の設計図上では、パソコン用の机を置く位置(画像の右上の位置)にエアコンの風が直接当たるような配置になっていました。
エアコンの風が直接当たるような配置は避けたかったので、エアコンの位置を変更することにしました。
部屋の四隅のどこかに配置したいなとは思っていたのですが、残る選択肢が書斎Bに入る開き戸の向かい側しかありませんでした。
現状、他にいい方法が思いつかなかったので、ひとまず開き戸の向かい側の壁に設置することにしました。
エアコンの位置よりもパソコン机の位置を優先しました!
情報分電盤は図面上では吊り押入れの中に設置されていました。
間取り的に言うと少し西側寄りになっており、Wi-Fiを使用する際にLDKで影響が出るか不安だったので一応確認してみました。
情報分電盤の取り付け位置は収納の内部、もしくは住宅の中心に設置することが多いそうです。
今回は書斎にいる時間が多いことを想定しているため、WTCではなく吊り押入れの中に設置を予定しているそうです。
また電波強度については、木造なので大きな影響はないだろうとの回答でした。
しじみの過去の経験で言うと、確かに鉄筋コンクリートより木造のほうが電波は良いですが、それでも多少は電波強度が下がることがほとんどです。
なので、無線LANルーターはひとまず住んでみてから設置位置を検討することにしました。
情報分電盤内で問題なさそうであればそのまま設置して、電波があまり良くなさそうであればLDKのテレビボード内に設置予定です。
それでも難しそうであれば中継機を使用することになると思われます。
現代においてWi-Fiが使えないのは致命的ですからね
まずはじめにこちらの図面をご覧ください。
図面上で見る限り、壁よりも扉が飛び出しているように見えますよね?
LDKと洗面所の間にある引き戸を開ききった状態でトイレBの扉を全開にしたとします。
この状態をLDKから見た場合、扉が壁から飛び出してるように見える気がしたんです。
そうなっているとちょっと気持ち悪い感じがしたので、トイレBの扉が隠れるように引き戸の位置を調整してもらえないか聞いてみました。
修正可能だそうで、後日対応していただけました。
こんなことを気にするのは自分だけかもしれない…
かなりの質問の量だったので、気がつけば2時間半も打ち合わせをしていました。
いつも長丁場になってしまい申し訳ない気持ち…
設計士の方も真剣に私たちに向き合ってくださり、ひたすら感謝です。
次回の打ち合わせはショールームで行う予定です。
その際にはインテリアコーディネーターの方とも初めて話すみたいなので、気になる点はしっかり確認したいと思います!