今回は久しぶりにショールームで打ち合わせを行った話です。
インテリアコーディネーターさんと初めて打ち合わせをしましたので、そのあたりも詳しく記事にしていきたいと思います。
サンプルを見ながらの打ち合わせにはショールームが最適です!
前回の記事はこちらからどうぞ!
5月はしじみ個人のスケジュールが多忙につき、ほとんどの打ち合わせがZoomでした。
なので、ショールームに行くのは約一カ月ぶりとなりました。
ショールームに行く時に毎回思いますが、片道約一時間半かかるので遠いです…。
もう少し近ければいいのになぁとか思いながらも、頑張って行ってきました!
ショールームに到着し、早速打ち合わせが開始。
以前から聞いていた通り、今回はインテリアコーディネーターさん(以下、ICさん)と初めてお会いしました。
ひとまずインテリア関係についてのすり合わせをしたいとのことだったので、先にICさんと打ち合わせに入りました。
ICさんは女性の方で、名刺にはチーフと書いてありました!
まずはじめに、どのような雰囲気の家づくりをしたいのか聞かれました。
ウォルナットで統一して、落ち着く空間にしたいと思っています!
壁はグレーっぽい白、LDKの一部にエコカラットを希望しています!
言葉で伝えるだけでは全てが伝わらないと思っていたので、事前に準備しておいた画像をICさんに見ていただきイメージの共有をしました。
なんとなく自分たちのイメージは共有出来たので、ここからはICさんに聞かれたことについて自分たちの要望を伝えていきました。
- 照明の色合い
→昼白色ぐらいを希望 - 勝手口、玄関の照明
→センサー付きのダウンライトを希望 - LDKの照明
→スマートスピーカーで操作できるように、ライコン or リンクプラスシリーズにする(安価な方を採用予定)
キッチン上部分の照明はペンダントライトを採用予定
折下げ天井の間接照明はなし - トイレA・B
→引掛シーリングのみ取り付けで、設置位置をトイレ奥側に移動 - 寝室
→引掛シーリングのみ取り付けで、照明は施主支給 - 書斎A・B
→引掛シーリングのみ取り付けで、照明は現在の住まいで使用しているものを取り付け予定
ひととおり希望を伝える中で、ICさんから一点提案がありました。
玄関スロープ部分は、念のため照明を取り付けておくのが良いかと思います
提案いただいた内容について改めて考えてみました。
玄関はダウンライトを採用しているので、光の届く範囲があまり広くありません。
となると、スロープ部分にまでは明かりが行き渡らないなぁと思いました。
しかし費用的にも結構高いので、悩みました。
費用対効果がそこまで高くないと判断し、最終的には採用しないことにしました。
この場では追加しましたが、最終的には無くすことになりました
- LDK
→ドレープカーテン(一般的なカーテン)を採用予定 - 寝室
→和室に合うカーテンにしたいので、プリーツカーテンを採用予定 - 書斎A・B
→遮光タイプのカーテンを採用予定(種類は現段階で未定)
現状、書斎A・Bについてはカーテンの種類が決まっていないので、今後の打ち合わせで決めていきたいと思っています。
カーテン類は後でまた決める予定です!
しじみ夫婦の要望を確認していただき、この要望を元にインテリアプランを作成いただけることになりました。
インテリアに関する打ち合わせは2週間後になったので、どのようなプランになるのか楽しみです。
ICさんの提案してくださるプランに期待です!
ICさんとの初対面が無事に終了し、次は基本設計のお話かと思いきや。
本日エクステリア担当もおりまして、ご挨拶と要望についてお聞かせいただければと思います
まさかエクステリア担当の方と対面すると思っていなかったので、こちらは何も用意してませんでした。
ですが、わが家の場合は外構にあまりお金をかける余裕がなかったので、要望を伝えるのに時間はあまりかかりませんでした。
外構の要望としては、
- 玄関部分にスロープ(手すり付き)を作る
- LDKにウッドデッキを設置
以上を伝えました。
この要望を元にプランを作成し、見積を作成してくれるみたいです。
ですが現段階では土地の測量が終わっていないので、詳細なプランの作成はできないとのことでした。
詳細については測量が終わってからまた打ち合わせとのことで、今回の打ち合わせは終わりました。
想定外のことだったので、少し疲れました
いよいよ本題である基本設計について設計士さんとの打ち合わせとなりました。
今回話したのは、以下の内容です。
- WTC南側収納部分のハンガーが少し飛び出しているので、飛び出ないように調整できるか
- 図面やCG上では確認出来ていないが、キッチン、洗面所、水槽部分の床はフロアタイルになっているのか
- 寝室のCGを畳にできるか
- トイレにある熱感センサーはどの機器と連動しているのか
- 見切り材、巾木(はばき)、上がり框(かまち)、床下点検口の色やサイズはどのタイミングで決めるか
- 給気口、排気口の色や種類、設置場所を指定できるか
- 可動棚の仕様をいつ決めるか
順番に確認していきました!
前回の打ち合わせの時にも少し触れていた部分ではあったのですが、改めて図面を見てみてもハンガーが飛び出ているところが気になります。
しじみ的には、このハンガーの飛び出し(約5~6cm)がとても気になったんですよね。
私はそんなに気にならないけど…?
そうかなぁ…?個人的には結構気になるけど…
もし可能なのであればハンガーが通路に飛び出ないようにしたいと思い、設計士さんに聞いてみました。
可能ではあるそうですが、他との兼ね合いを考える必要があるとのこと。
ハンガーが飛び出ないようにするには、通路部分を全体的に北側に持っていく必要があります。
ですが北側に持って行き過ぎると、
洗面台の厚み+ミラーの可動域+タオル掛けのスペースが足りなくなり取り付けが難しくなってくるそうです。
タオル掛けを短いタイプにすれば解決しますが、この場合はタオルを2つに折る必要があるそうです。
タオルを2つに折ってしまうと、タオルが乾きにくくなり臭いの原因となるため、設計士さんとしては短いタイプのタオル掛けは推奨していないそうです。
今住んでいる家のタオル掛けはこの短いタイプなのですが、確かにこの臭い問題は結構深刻でした。
仕方なく壁の移動を諦めようとしていたところ、設計士さんが気を遣って「こちらでも一度方法を探してみます!」と仰っていただきました。
設計士さん…!いつも神対応…!!
当初からキッチン、洗面所、水槽部分はフロアタイルにしようと考えていました。
水回りはどうしても水はねがあり、床材への影響が気になったからです。
当初から要望としてフロアタイルを伝えていたので、今まであまり気にもしていませんでした。
先日改めて図面を見たときに「そういえばこれ反映されてるのかな?」と疑問になったので聞いてみました。
申し訳ございません、フロアタイルへのご変更の件、聞き漏らしているようです
現状、フロアタイルは反映されておりません
な、なんだってー!?!?!?
まさかの聞き漏らしでした…。
てっきりCGに反映されていないだけだとばかり思っていましたが、そもそも要望が伝わっていませんでした。
恐らく、営業さんが設計士さんに情報を伝える際に全ての情報が伝わっていなかったのだと思います。
人間なのでまぁそういうこともあるよねと思いながら、改めてフロアタイルについて話し合いました。
「フロアタイルにすれば減額になって最高!」と勝手に思っていたのですが、どうやら元の床材によっては高くなる場合があるそうです。
それが、元の床材にサニタリーフロアを採用している場合です。
サニタリーフロアは、主にトイレや洗面所に採用されているものです。
実はこのサニタリーフロアというのが一番安価だそうで、その次に安いのがフロアタイルだそうです。
なので、今回の場合は
- キッチン
挽板→キッチンフロアなので減額 - 洗面所
サニタリーフロア→キッチンフロアなので増額 - 水槽下
挽板→キッチンフロアなので減額
以上のようにそれぞれの場所によって金額が変わってくるようです。
まさか増額するとは思っていなかったので、洗面所についてはサニタリーフロアのままにすることにしました。
そしてまた新しい情報を設計士さんから聞くことができました。
キッチンフロアを採用した場合、挽板とキッチンフロアの間に見切り材を入れる必要があるそうです。
見切り材には木材・アルミ・ステンレスがあり、基本的にはステンレスを推奨しているとのこと。
- 床と同じ木材を使用することで、違和感をなくせる
- 見切り材が長くなると、もう1本新たに木を接ぐ必要がある
- 見切り材の幅が広くなる(オプションで細くできるが別途費用がかかる)
- ステンレス見切り材に比べ、安価
- ステンレス見切り材に比べ、耐久性が低い
- 見切り材の幅が広くなる
- ステンレスの見切り材になると、見た目がスッキリする
- アルミの見切り材に比べ、耐久性が高い
- 他の見切り材に比べ、高価(一本あたり約3万円)
設計士さんいわく、何十年も採用することを考えるとステンレスが最適だそうです。
そしてビックリしたのが、このステンレスの見切り材のお値段。
なんと一本あたり約3万円するらしいです。
あまりの高さに、しじみ夫婦苦笑い&頭を抱えました。
一本3万円…た、高すぎる…!!!!
ただのステンレスの棒が3万円って本当にビックリですよね…
設計士さんも思わず本音がダダ漏れでした。
ステンレス見切り材の価格に圧倒されてしまいましたが、キッチンと水槽下については必須だと思ったので、ステンレスの見切り材が採用となりました。
どちらも絶対に水はねすると思ったので、当初の予定通り採用しました
当初から寝室は和室と言っていたのですが、CGで見た限りは畳っぽくない感じでした。
窓のサイズ感や位置感を考えるのにイメージに近い状態のCGを見たいなと思ったのでお願いしてみました。
現状畳にはなっているそうですが、色を他のフローリングに近い色に変更していただいていたようです。
畳の色については、こちらのイメージを伝えればCGに反映可能とのことでした。
その場では具体的な色の話にならなかったので、後日設計士さんに伝えておこうと思います。
多分一般的な色(黄緑色)の畳になると思います!
現状トイレの熱感センサーが図面上にあるのですが、これが何に連携しているのか分かりませんでした。
一般的には照明だと思うのですが、念のため確認しておきました。
現状は照明との連動を想定されているそうです。
換気扇は換気扇自体にセンサーが付属しているものを採用する予定だそうです。
想像していた通り照明との連動だったので、謎がひとつ解けてスッキリしました。
換気扇についてはその場で相談するのを忘れてしまったので、次回の打ち合わせまでに決めておきたいと思います。
換気扇については夫婦で一度話し合ってみます
今まではずっと建物自体のお話でしたが、ここで土地と建物の位置関係についての話が出てきました。
わが家の場合、土地は無駄に結構広いです。
こうして改めて見ても、かなり広いです。
次回打ち合わせまでに土地と建物の位置関係を決めておいてほしいとのこと。
車の駐車位置、庭の想定、敷地内でやりたいことなど。
あらゆる可能性を考慮して場所を決めてほしいとのことでした。
あまり時間はありませんが、しっかりと考えておきます!
屋根の勾配についても今回初めて出てきた話でした。
こちらも次回打ち合わせまでに話し合っておいてほしいとのこと。
屋根の勾配についてはあまり詳しく調べたことがないので、改めて調べてみようと思います。
今の屋根がかなりカッコいいとは思ってますけどね!
以前からInstagramでちょくちょく出てくる「指定していなくて後悔したもの」みたいな投稿が気になっていました。
施主の知らぬ間にしれっと仕様を決められているような書き方をされている投稿が多いように感じました。
「こちらから言い出さない限りそのまま施工されるのかな?」と少し心配になったので確認してみました。
この辺りの仕様については再度設計士さんから案内をしていただける予定だそうです。
ただし注意していただきたいのが、設計士さんによって差がある点です。
私たちの担当の設計士さんは細かい所まで確認してくださる方ですが、担当の設計士さんによっては確認がない可能性もあると思います。
念のため設計士さんに確認しておくことをオススメします。
上がり框、床下点検口については、基本的には床材に近い色合いで違和感のないものを選んでくれるそうです。
後悔しないためにも聞いておくのが吉!
先ほどの内容と少し似ていますが、給気口や排気口にも種類があって指定できるみたいです。
設置場所もある程度であれば変更できるとネットに書いてあったので、一応確認してみました。
給気口、排気口の種類の指定・場所の変更は可能だそうで、こちらも先ほどの内容と同じく設計士さんからも再度案内があるみたいです。
具体的にどんな種類があるのかまでは聞けなかったのですが、指定する際にじっくり考えたいと思います。
設置場所や色には気をつけて選びたいと思います
前回の打ち合わせで少し話はしたところではありますが、この内容をいつまでに決めるべきなのか気になったので確認してみました。
すぐに決める必要があるわけではないそうです。
今後他の仕様を決めていく際に設計士さんから案内があるそうなので、それまでに決めておけば問題ないみたいです。
すぐに決めなくてもOKみたいでちょっと安心しました
先日Instagramで見た国産ナラの床材の雰囲気にとても惹かれました。
多分現在よりも高くなるだろうなとは思いつつも、ダメ元で聞いてみました。
その場ですぐに調べてくださり、金額を聞くことができました。
ついでにウォルナット無垢の価格も教えていただきました!
- ウォルナット挽板2Pフラット → 39,050円/坪
- ウォルナット無垢 → 78,220円/坪
- 国産ナラ挽板114フラット → 46,190円/坪
- 国産ナラ無垢 → 73,850円/坪
国産ナラはやっぱり高かったです…。
ひとまず検討してみるということで、ウォルナットのままにしていただきました。
床材…ちょっと悩みます…
ショールームでの打ち合わせをひととおり終えました。
せっかくショールームに来たので、いろいろなサンプルを見せてもらいながら仕様を決めていきました。
ショールームに来る機会が多くないので、じっくりと見てきました!
今回設計士さんから以下について案内していただきました。
- 床材
- 外壁
- 雨樋(あまどい)
- 軒天
- 玄関扉
順番に見ていきます!
主な床材はウォルナットを採用予定なので、ウォルナット系の床材を見せていただきました。
当初は「住友林業なら無垢床がいいよなぁ」と夫婦で言っていましたが、実際触ってみた感じ素人では違いが分かりませんでした。
設計士さんでさえも、踏み比べない限りは無垢床の判別はできないと仰っていました。
設計士さんで分からないなら素人に分かるわけがない…
ウォルナットの挽板は3種類、突板は2種類ありました。
ラスティックタイプは節の荒々しさが出るのですが、ウォルナットなどの暗めの床材の場合、白太(しらた)という木の白い部分が結構目立ってしまいます。
フラットタイプは節が目立たないようになっており、白太も目立ちにくいです。
ウォルナットは白太が目立つと雰囲気が崩れてしまうので、フラットタイプにすることにしました。
残りは2Pタイプか114タイプかですが、この2つの違いは板1枚の幅です。
2Pタイプは幅が約15cm、114タイプは幅が11.4cmです。
幅広の方が夫婦ともに好みだったので、「ウォルナット 2Pフラット」を採用することにしました。
ウォルナットなら白太の目立たないフラットタイプの方がオススメです!
当初から黒系の外壁にしようと思っていたので、黒系の外壁を見せていただきました。
外壁は光セラタイプにしようと思っていたので、その中から選ぶことにしました。
候補となったのはこちらの二種類です。
1枚で見るのと実際の外壁となっているのでは印象がかなり変わるので、外壁は要検討ということでひとまず落ち着きました。
ネットで施工事例を探してみようと思います!
雨樋について今まで考えたことがなかったので、初めてじっくりと眺めてみました。
設計士さんから機能的に大きな差はないと言われたので、見た目だけで決めることにしました。
SEKISUIのUNISHAPEを採用することにしました。
決め手となったのは、配管部分のスタイリッシュさ。
配管の曲がる部分はこちらの方が角ばっていて、スタイリッシュじゃないでしょうか?
ただそれだけの理由でこちらの雨樋にすることにしました笑
機能がほぼ同じなら見た目カッコいい方がいいですよね!
本格的に家づくりをしようと思ったキッカケは、施主が実際に建てた平屋見学でした。
この平屋見学の時に妻が見て一目惚れしたのが木目調の軒天でした。
住友林業の平屋見学会に参加しました!正直な感想を話します同じ色合いの軒天にしたいと思ったので、設計士さんにその話をしました。
すると軒天の色について教えてくださいました。
どうやらしじみ夫婦が希望しているのは、リブ木目調軒天LSの「Kウッドクリア」みたいです。
軒天は影になって暗く見えがちなので、明るい色を採用する場合が多いそうです。
というわけでわが家ではウッドクリアを選択することになりました!
写真では明るく見えますが、実際は少し暗く見えますよ!
前回の打ち合わせの際に玄関を採光できるタイプにしたいと伝えたこともあり、玄関ドアについても実物を見せていただきました。
玄関の見た目的にはYKKの玄関ドアが好みでした。
仕様については詳しく調べていなかったので、これから調べてみようと思います。
玄関扉は家の顔だと思うので、慎重に選ぼうと思います!
ひととおり設計士さんに説明をしていただいた後、設計士さんは次の予定があるとのことだったので打ち合わせはここで終了。
ショールームに来たのは今回が3回目だったのですが、じっくり見学したことはなかったので改めて見学してみました。
営業さんや設計士さんと見て回るのもいいんですが、しじみ夫婦はコミュ障なのでいつもざっくりとしか見学していませんでした。
夫婦二人だけなら自分達のペースで見学できたので良かったです。
気になる所の写真や実物を触ったりして、いろいろと話しながら相談することができました。
やっぱり実物を見るのが一番ですね!
今回はショールームで実際の物を見ながら仕様を決めていきました。
次回の打ち合わせは基本設計確定の予定となっています。
ですが現段階では完全に決めきれるかわからないので、最悪の場合は1週間遅らせる可能性もあるのかなと思っています。
できる限り次回の打ち合わせまでに決められることは決めておこうとは思っています。