新居を建てたら設置が必須と言っても過言ではないのが「宅配ボックス」です。
近年ではネットショッピングが当たり前となり、人によっては毎日のように荷物が家に届くような状況です。
そして、その際に困るのが「荷物の受取」です。
家に届けてもらうわけですから、受取の際に必ず在宅しておく必要があります。
ですが、急な用事が出来てしまったり、残業のせいで帰宅できなかったりするせいで、荷物が受け取れなかったという経験は誰しも一度くらいはあるのではないでしょうか。
そんな時に便利なのが、今回紹介する宅配ボックスです。
宅配ボックスが家にあることで、家にいなくても荷物の受取が出来るようになります。
そこで今回は、数ある宅配ボックスの中から選んだコスパ最強の宅配ボックスについて紹介していきたいと思います。
数ある宅配ボックスの中からコスパ最強のものを選びました!
宅配ボックスとは、在宅・不在どちらの場合でも配達された荷物を受け取ることが出来るボックスのことです。
宅配ボックスが無い場合は配達時に必ず在宅する必要があり、配達される時間が明確でないため配達が終わるまでは出かけられません。
また配達があることを忘れて家を不在にしてしまった場合や急な用事で在宅出来なくなった場合などは、荷物を受け取ることが出来ません。
家を不在にしてしまった場合は再配達をお願いする必要があり、再配達は配達業者さんにも負担がかかってしまいます。
ですが、宅配ボックスさえあればいつでも宅配ボックスに配達してもらえるので非常に便利です!
宅配ボックス内に入る荷物のみ配達可能です
ネット通販をよく利用する人には特にオススメです!
宅配ボックスを購入するにあたり、事前に確認しておかなければいけないことがあります。
事前に確認しておいたほうがいいと思うのは、以下の点です。
- 設置後、安定する場所か
- 設置場所は屋根がある場所か
- 宅配ボックスの開閉時に周りに支障がないか
- 設置場所は配達業者さんがすぐに見つけられる場所か
- 宅配ボックスに直射日光が当たるか
- 宅配ボックスの盗難対策が出来るか
購入前に確認すべきことについてそれぞれ解説していきます!
人によって宅配ボックスの設置場所が変わってくるので、設置場所によっては宅配ボックスが安定しない場合もあります。
例えば、直接地面に置く場合や傾斜がある場所に置く場合などは、別途対策が必要になってきます。
ですので、出来ることならば安定する場所に設置することをおすすめします。
どうしても安定しない場所に置かなければならない場合は、事前にどのような対策をすべきか検討しておきましょう。
わが家の場合は、宅配ボックスに万能ウェイトを固定して安定させています!
宅配ボックスを設置するならば、雨風を凌ぐことが出来る場所への設置がおすすめです。
何故かというと、宅配ボックスが濡れてしまうことも勿論ですが、荷物の配達や取り出し時に荷物が濡れてしまう可能性が高いからです。
せっかく届いた荷物が濡れると悲しい気持ちになってしまうので、出来るだけ雨風の当たらない場所への設置がおすすめです。
わが家の場合は、軒下の部分に設置しています
宅配ボックスを設置すると、設置分のスペースに加えて扉の開閉分のスペースも必要になります。
ですので、想像していた以上に設置スペースを広く取る必要があります。
また扉の開閉時に周囲への干渉がないかについても確認しておく必要があります。
玄関付近に置く場合は、玄関ドアとの干渉があるか確認しておきましょう
配達業者さんが見つけられない場所に設置した場合、宅配ボックスに配達されない可能性が少なからずあります。
ですので、あまりにも分かりにくい場所への設置は避けましょう。
もし分かりにくい場所へ設置するのであれば、担当者さんが分かるように案内表示をしておくと親切だと思います。
個人的には玄関付近に設置すると見つけてもらいやすいのでおすすめです
これは実際に設置してみてから私が実際に感じたことなのですが、宅配ボックスが黒ということもあって夏場は宅配ボックスがかなり熱くなります。
素手で触ると火傷してしまうのではないかと思うぐらいには熱かったです。
ですので、可能であれば直射日光の当たらない場所に設置することをおすすめします。
触ると熱くて危険という理由もありますが、他にも宅配ボックスが熱くなると中に入っている荷物にも熱が加わるというデメリットがあります。
ですので、出来るだけ直射日光の当たらない場所に設置するのがおすすめです。
設置場所を十分検討してから購入するようにしましょう!
宅配ボックスの設置場所によっては、盗難対策の方法が変わってきます。
アンカーで地面に固定する方法やワイヤーでどこかに固定する方法など、設置場所によってやり方が変わってきますので、事前にしっかりと検討が必要です。
ご自身の環境に合わせた盗難対策が必要です
今回購入した宅配ボックスは、PYKES PEAKの宅配ボックスです。
安価でありながらも容量が大きく、複数回受け取れるのが特徴の宅配ボックスです。
商品 | 宅配ボックス(PYKES PEAK) |
本体サイズ | 860mm×415mm×435mm |
上扉投函口 | 330mm×335mm |
下扉投函・取り出し口 | 620mm×320mm |
最大投函可能サイズ | 620mm×320mm×390mm |
本体重量 | 約16kg |
主な機能 | 投函複数回可能、扉位置変更可能(両開き扉)、組み立て不要、大容量130L、防塵・防水仕様、印鑑ホルダー有り |
カラー | ブラック、シルバー、アイボリーホワイト、ガンメタルグレー |
付属品 | 取扱説明書/保証書、配達員様向け案内ステッカー、配達員様向けマグネット式プレート、底板の穴用蓋、シリンダープッシュ錠用鍵×2、荷物を衝撃から保護するプロテクトクッション、固定用アンカー×4、上扉の固定用ネジ×1、六角レンチ×1、鍵交換用レンチ×2 |
宅配ボックスにはたくさんの種類がありますが、値段や機能はピンキリです。
値段が安い場合は機能が少なかったり、逆に高機能な物は値段が高価になりがちです。
ですが、PYKES PEAKの宅配ボックスは、高機能でありながら値段が安価なのでおすすめです!
見た目もスタイリッシュで機能性も高いので、かなりおすすめです!
PYKES PEAKの宅配ボックスは、内寸で620mm×320mm×390mmとかなり大容量です。
宅配ボックスのサイズが小さい場合、荷物が大きいと配達が出来ない場合があります。
ですが、PYKES PEAKの宅配ボックスは130Lと大容量ですので、サイズの大きな荷物も受け取ることが可能です!
10kgのお米も楽勝で入ります!
先ほど宅配ボックスは大容量が良いという話をしましたが、ただ大容量なだけだと荷物を一度しか受け取れません。
何故かと言うと、宅配ボックスは配達後に施錠するようになっているからです。
ですが、PYKES PEAKの宅配ボックスは複数回受け取ることが可能になっています。
一個目の荷物は前面の扉から、二個目以降の荷物は上面の投函口からそれぞれ投函が可能になっています。
大容量かつ複数回受け取れるメリットがかなり大きいです!
宅配ボックスを設置するにあたって、配達された荷物が濡れてしまったりしないかどうか心配ですよね。
PYKES PEAKの宅配ボックスは、防水・防塵仕様(IP55)となっています。
IP55の仕様 | 内容 |
---|---|
防水 | 色んな方向からの強い水圧によっての影響がない |
防塵 | 影響が発生するほどの粉塵が入ってこない |
設置場所によっては、宅配ボックスに雨がかかってしまうこともあると思います。
そういったことを踏まえると、防水・防塵機能がある宅配ボックスというのは非常に魅力的に感じるのではないでしょうか。
半年ほど使用した体感としては、若干の土埃は入りますが水は一切入ってきていないです
宅配ボックスによっては届いてから組み立てが必要な場合がありますが、PYKES PEAKの宅配ボックスは組み立てられた状態で届くので、手間がほとんどかかりません。
組み立てが面倒な方や届いてからすぐに使いたいという方に非常におすすめです。
組み立てられた状態で家に届くので、設置がとても簡単です!
PYKES PEAKの宅配ボックスについての紹介が終わったので、ここからは具体的な設置方法について解説していきます。
わが家の場合は土間コンクリート上に設置するのが厳しかったので、地面の上に宅配ボックスを設置しました。
設置にあたり、以下の物を別途用意しました。
- 万能ウェイト ×4個
- M8×20mmネジ(ワッシャー付) ×4本
宅配ボックスと万能ウェイトを固定する際にワッシャーが必ず必要になってくるので、ワッシャーが付属していない場合は別途購入する必要があるのでご注意ください。
万能ウェイトが4個で2408円、M8×20mmネジが3本セット×2=6本で308円、どちらも近所のホームセンターで購入しました。
合計金額は、2,408 + 308 = 2,716円でした。
近所にホームセンターがなくて買うのが難しい方は、ネット通販での購入もおすすめです。
ネット通販の場合は注文すれば家まで配達してくれるので、重たい万能ウェイトを運ぶ手間が省けて便利です。
万能ウェイトを使用することで、万能ウェイト分の重量が増えて設置した時の安定性が増します。
また万能ウェイト分の高さが底上げされるので、荷物を取り出しやすくなります。
そして重量が増えたことによって、宅配ボックス自体の盗難もされにくくなります。
万能ウェイト1個あたり約5.6kgなので、宅配ボックス全体の重量で言うと約38kgになります
まず初めに、別途用意しておいた万能ウェイトの準備をしていきます。
まずは全ての万能ウェイトに付属しているフック部分を回して取り外します。
フック部分が取り外せたら、宅配ボックスを設置する位置の四隅に1個ずつ置いておきます。
万能ウェイトの上に宅配ボックスが乗るように配置しましょう
段ボールの中に入った状態で届きますので、カッターナイフを使って段ボールを切って開封していきます。
宅配ボックスのサイズが大きく本体重量が約16kgあるので、段ボールから取り出すのは至難の業です。
カッターナイフで段ボールをカットして、段ボールだけ取り外すのがおすすめです。
段ボールを取り外すとこんな感じです。
箱の下には緩衝材が入っているので、移動などする時にはこの緩衝材を使うと傷がつきにくくなります。
同梱物は、取扱説明書、荷物用の緩衝材、案内用のシール、金具・工具等です。
付属品が全て同梱されているか確認しておきましょう
宅配ボックスが開封出来たら、先ほど設置した万能ウェイトの上に宅配ボックスを置きます。
先ほどまで使っていた緩衝材は設置の邪魔になるので、万能ウェイトの上に置く前に外しておきましょう。
万能ウェイトの上に宅配ボックスが置けたら、宅配ボックスの扉を開けて底にある板を外します。
ビスで4箇所固定されているので、付属していた六角レンチを使ってビスを取り外します。
ビスが取り外せたら、底にある板を取り外します。
取り外すと4箇所穴があるので、その穴と万能ウェイトの穴が合うように万能ウェイトの位置を調整します
穴がピッタリ合えば、別途用意しておいたM8×20mmネジを使って宅配ボックスと万能ウェイトを固定していきます。
宅配ボックス側の穴が結構大きいので、ネジに付属していたワッシャーを間に噛ませて固定する必要があるので注意が必要です。
他の3箇所も同様に固定していきます。
ワッシャーがないと固定が出来ないので、注意が必要です
万能ウェイトと宅配ボックスの固定が出来たら、底にあった板を元に戻して再びビスで4箇所を固定します。
固定したら、取り付けた板の上に付属していた緩衝材を敷きます。
付属の緩衝材を敷くのを忘れないようにしましょう!
最後に付属していた配達業者さん向けの案内プレートを宅配ボックスに貼り付けます。
これに関してはどの位置に貼り付けてもOKです。
個人的には、配達業者さんが確認しやすい位置に設置するのがおすすめです。
わが家では宅配ボックスの設置位置が低いので、見えやすいように上面部分に貼り付けています
宅配ボックスの設置が終わった後は、宅配ボックスへの配達を指定する必要があります。
通販利用時は宅配ボックスへの配達を指定するようにしましょう。
大抵の場合は問題なく配達されると思いますが、担当者さんによっては設置場所が分からなかったり使用していいかどうか確認される場合があります。
その際は宅配ボックスに配達してもらうようにお願いしておくと安心です。
今回は、新居に宅配ボックスを設置した件について記事にしました。
宅配ボックスには様々な種類がありますが、個人的にはPYKES PEAKの宅配ボックスがおすすめです。
安価で大容量かつ複数回投函が可能で、防水・防塵機能があります。
また見た目もスタイリッシュなので、悪目立ちすることもないと思います。
宅配ボックスの設置場所によっては、宅配ボックスの固定方法や直射日光が当たるかどうかなどを検討する必要があるので注意が必要です。
この記事が少しでも誰かの参考になれば幸いです。