今回は住友林業の展示場に見学に行って、お金についての相談をしてきたお話です。
前回の記事はこちらからどうぞ!
前回は実際の平屋を見学しましたが、今回はお金の相談と住宅展示場見学のために住友林業の住宅展示場まで行ってきました。
前回よりも少し場所は近かったですが、それでも移動だけで1時間ぐらいはかかりました。
もう少し近かったらいいのになぁ…
無事たどり着けるか不安でしたが、なんとか無事に展示場に到着しました。
実際の展示場を外から見た感想は、「結構デカイな~」でした。
お金持ちの家ぐらいの大きさでした(羨ましい)
展示場に行くと、展示場の担当の方が出迎えてくださいました。
営業さんを呼んできてくださるとのことで、打ち合わせスペースでしばらく待機。
しばらくすると営業さんがいらっしゃいました。
お金の相談の前に展示場をひととおり案内したいとのことだったので、先に住宅展示場をひととおり見学させてもらいました。
正直な感想を言いますが、個人的にはあまり参考になりませんでした。
参考にならなかった理由としては、
- 展示場の雰囲気が自分たちの理想のイメージと合っていなかった
- 展示場のサイズ感が自分たちの想定している家のサイズ感とかけ離れすぎていた
- お金の不安が大きすぎて、展示場見学どころではなかった
以上のことが挙げられると思います。
特にお金のことが決まっていなかったので、見学どころではありませんでした。
建てられるかどうかの不安が大きすぎました
私たちが見学した展示場では、全体的に明るめな印象の空間が多かったです。
展示場の中で特にいいなぁと思ったのは、キッチンでした。
展示されていたのはLIXILの「リシェルSI」というキッチンでした。
色はグレーズグレーという色で、とてもオシャレなキッチンでした!
人によると思いますが、個人的には施主が実際に建てた家の見学会に行くのがオススメです。
自分のイメージに近い家を見学できると尚良しです!
展示場の見学見学が一通り終わり、いよいよ住宅ローンについて相談することになりました。
以前メールで相談した際に、現在の経済状況についての詳細を伝えていました。
「住宅ローンの事前審査の結果を知らされるのかな?」と思っていたら、ある一枚の紙が出てきました。
その紙には「建築資金計画表」と書かれていました。
「建築資金計画表」とは、家づくりに必要なお金が一覧になっている表のことです。
表の下の方には、住宅ローンの借入金額と月々の返済額が記載されていました。
恐る恐る返済額を見てみると、…あれ?思ったより安い…?
なぜこんなに安いのか、営業さんにその理由を聞いてみました。
あれ!?何でこんな安いんだ??
営業さんいわく、住友林業と提携している日本住宅ローンには「50年ローン」というものが存在するようです。
若い世代(特に20代)が家を建てるハードルを下げるために、月々の負担額が少ない「50年ローン」というプランが作られたそうです。
基本的には金銭的に余裕ができたら繰り上げ返済をしていくイメージだそうです。
もし50年間払い続けたら利息がとんでもないことに…!
てっきり長くても35年ローンだと思っていたので、 こんな新たな選択肢が出てきていることに驚きました。
内容を見てみると、毎月の家賃+2万円でマイホームを購入できるという試算結果でした。
月々2万円増やすだけでマイホームが手に入れられるなら、家を建てようと思いませんか?
しじみ夫婦はこの金額を見た時に「絶対に建てたい!」という気持ちになりました。
現在の家賃+2万円なら頑張れる!!
住宅ローンについての説明が終わり、家づくりを始めることをオススメする理由について教えてくださいました。
私たちは3月に展示場への見学に行ったのですが、ちょうど年度が変わる直前でした。
つまり、坪単価の価格改正が行われる可能性があります。
世界ではウッドショックの影響があり、数年前から坪単価が上がってきている状況です。
現状のままだと、来年度も単価が数万円上がる可能性が非常に高いとのことでした。
しじみ夫婦の家で仮に坪単価が5万円上がったと仮定すると、5万円×30坪=150万円です。
建築費用が150万円も上がったら手に負えない…
2023年度の国の補助金として「こどもエコすまい支援事業」があるのですが、例年通りであれば早い段階で予算がなくなることが多いそうです。
予算が早くなくなる理由ですが、それは補助金の額が1世帯あたり100万円だからです。
他の補助金は数十万円程度の場合がほとんどですから、そりゃ家建てる人みんな応募しますよね。
予算に限りがあり早いもの勝ちとなるため、予算が厳しい人にとってはこの補助金が重要になってきます。
この補助金を絶対利用したいと思っていた私たちなのですが、営業さんからこどもエコ住まい支援事業に関するキャンペーン期間中という情報を聞きました。
そのキャンペーンが、
「キャンペーン期間内に契約した方は、国の予算がなくなっても住友林業から100万円の補助を保証します」
という内容です。
大手企業らしいとても粋な計らいだと感じました。
この保証があれば「本当に補助金もらえるのかな…?」と不安になりながら家づくりをしなくてもいいので、かなり嬉しい保証だと感じました。
時期によってキャンペーン内容が違う可能性がありますので、ご注意ください
2023年現在、日本が不景気なこともあり、住宅ローンの金利は低めになっています。
特に変動金利の金利が低く、提示していただいた段階での私たちの想定金利は0.69%となっていました。
金利が低い時に住宅ローンを借りられれば、月々の支払額を抑えることができます。
変動金利の場合、逆に上がることもあるので注意が必要です!
以上の情報を営業さんから聞いた正直な感想ですが、
これってもしや、ターニングポイントなのでは?
と思いました。
誰にも未来は分からないので、ここからはあくまで個人的な予想になります。
ウッドショックの影響はいつまで影響があるか分かりませんが、数年やそこらではすぐに坪単価が元に戻らないという予想です。
何なら、坪単価はしばらくの間上昇するのではないかと思っています。
坪単価が仮に戻るとしても、10年以上はかかりそう…
補助金の保証については、来年度も同じ保証があるかは分からない状態でした。
営業さんにも一応確認してみましたが「補助金の保証はあるかもしれないし、ないかもしれない」との回答でした。
もしかしたらもっと良い条件の保証が出てくるかもしれませんが、もっと良い条件の保証が出るのに賭けるのは無謀だと思いました。
100万円の保証は大金ですからね…
現在不景気ではありますが、「正直これ以上金利は下がらない」という何の根拠もない、ただの直感です。
今後は現状維持がしばらく続くか、少しずつ高くなっていくのではないかという予想です。
何の根拠もないので、あてにはしないでください
以上のことを総合的に考えた結果、「家づくりをするなら今なのでは?」と思いました。
その場の勢いもあり、家づくりを本格的にやることに決めました。
家づくりをやることに決めました!
続いて家を建てる土地についての話になりました。
しじみ夫婦の中での土地候補は、現段階では2つに絞られていました。
- 妻の実家近くにある土地(更地状態)
- 妻の祖母の家近くにある祖母の土地(農地)
妻の実家近くの土地は約540万円で、妻の祖母の土地は実質タダ同然でした。
しかし妻の祖母の土地は宅地用の土地ではないので、土地の改良費用として別途約500万円ほどは必要になるのではないかと営業さんから言われました。
費用としてはさほど価格差がなく、残るは立地条件となりました。
妻の実家近くは比較的アクセスがいい場所で、周辺には古い家が並んでいました。
妻の祖母の土地は中心部から離れた場所で、隣家はほぼありませんでした。
以上のことを総合的に考え、妻の実家近くの土地で話を進めていくこととなりました。
いろんな場所へのアクセスが良いのを優先しました
なんとしても住宅ローン審査を通したかった私たちは、副業が住宅ローン審査の対象となるのかどうか営業さんに聞いてみました。
この時に営業さんは、「副業は住宅ローン審査の対象となります」と答えました。
しかし後々発覚するのですが、所得証明書(課税証明書)に副業の収入が含まれない場合はローン審査の対象とならないそうです。
私たちの場合、クラウドソーシングサービス経由で副業をはじめました。
この場合、前年度に確定申告をしない限りは収入を証明できる公的書類がありません。
つまり副業の収入を合算しようと思った場合は、審査する前の年から副業を始め、確定申告をしておかなければなりません。
各市区町村から発行される、前年1年間の所得などの課税内容に関する証明書のこと。
そんなことになるとは思ってもいなかったので、夫婦二人とも副業を始めました。
副業を審査の対象にできなくなるとは思いませんでした…涙
噂で聞いていたことでしたが、設計士さんに間取りを作ってもらうためには建築工事の申込金として5万円が必要とのことでした。
ちなみにこの5万円というのは、地盤調査費用などに使われる費用で別のハウスメーカーでも必ずかかってくる費用みたいです。
なので、契約前に払うか契約後に払うかの違いというイメージですかね。
しじみ夫婦の場合はクレジットカード一括払いでしたが、現金での支払いも可能です。
わが家は住友林業一択だったので迷わず払いました
申込金についての話の流れで、設計士さんの希望について聞かれました。
どんな設計士さんがいいかなど、ご希望はございますか?
しじみ夫婦の場合、相手の圧が凄すぎるとこちらの意見を言えなくなりそうだったので、以下の要望を営業さんに伝えました。
- 自分の考えを無理に押し付けず、こちらの意見をしっかりと聞いてくれる聞き上手な方
- しじみ夫婦と年齢が離れすぎていない方
該当しそうな方がいるような話しぶりだったので、少し安心しました。
設計士さんの希望を伝えた後、間取りが書かれた紙を数枚渡されました。
数種類の間取りを参考にしながら、現段階で叶えたい間取りの要望を伝えました。
しじみ夫婦の要望として伝えたのは、家事動線重視、妻希望の壁面本棚設置、LDKの窓際に縁側(ウッドデッキ)です。
次回打ち合わせ時には、要望を反映させた間取り図を作っていただけるとのことでした。
最後に営業さんとLINEを交換し、この日の打ち合わせは終了となりました。
営業さんにはLINE WORKS経由で連絡可能となりました!
初めて展示場に行きましたが、家づくりへの希望が見えてきた打ち合わせとなりました。
50年ローンというと先が思いやられますが、マイホームを持つのが2人の中での一番大きな夢となっています。
2人の大きな夢のためにこれからも頑張っていきたいと思います!
次回は、間取り図作成と建築契約金の手付金額に絶望するお話です!