今回は、住友林業さん側の今までの対応に対する不満が爆発した件について記事にしていきたいと思います。
ついに我慢の限界を超えました…
前回の記事はこちらからどうぞ!
ここ数ヶ月間は主に盛土トラブルの件で色々と振り回されてきました。
本来であれば、あとは家が建つのを楽しみに待つのがメインという段階です。
この期に及んで長時間の打ち合わせなんて、本来はすべきではないと思っています。
それに加え、その長時間の打ち合わせ時に住友林業さん側から提案される内容や、トラブル発生から現在に至るまでの対応にあまり誠意を感じられませんでした。
「こちら側の立場に立って考えた上での提案なのだろうか?」
と思うことが非常に多かったです。
そういったものの積み重ねで、ついに我慢の限界を超えました。
気がつけば、トータル2400文字を超えるクレーム文をLINEで送っていました。
LINEでここまでの長文は初めてだったので、LINE上でこんな表示になるとは自分でも驚きました。
クレーム文を書くのに1時間半~2時間費やしましたが、溜まっていた不満がそれぐらいあったということです。
この長文からも、皆さんにはどれくらいの熱量だったかはご理解いただけるかと思います。
それでは不満が爆発した原因について、1つずつお話していきます。
ずっと我慢しましたが、限界を迎えました
以前記事にもしましたが、契約〜着工合意の間あたりで一度、不満を爆発させています。
その内容は主に営業さんの対応に関する部分で、その際は営業の責任者さんも交えてお話をさせていただきました。
その際に営業責任者さんからは、
今後このようなことがないように、真摯に対応させていただきます
ですので、もう一度チャンスをいただけませんでしょうか?
と言われました。
人間ですから、誰だって一度くらいは過ちを犯してしまうことはあると思います。
ですが、一番大事なことは
「その間違いに気付いた時点からどう変わっていくか」
だと、しじみは考えています。
私たちは元々住友林業さんが嫌いなわけではないですし、契約前の段階では営業さんも親身にお話を聞いてくださっていました。
なので、今後は対応が改善されていくだろうと住友林業さんを信じることにしました。
この時点でトラブルがあったわけですから、私たちの家づくりに関わっているチーム内でも情報が共有されて改善されていくのが普通です。
「今後は対応が改善されるだろう」
「今後はこんなことは起きないだろう」
と思っていました。
確かに着工合意後、しばらくは特に問題もありませんでした。
ですが、着工から約一ヶ月半後に設計GLと盛土のトラブルが発生しました。
それから本記事を書いているまでの約2ヶ月間、私たちはこのトラブルのことで頭がいっぱいいっぱいでした。
トラブルの対応で時間が削られ、肉体的にも精神的にもかなり疲弊しました。
トラブル発生後から住友林業さん側から何度か提案はありましたが、その提案内容はどう考えてもこちらの立場に寄り添った提案内容ではありませんでした。
それに加えて、外構工事の見積書も明らかに不要な部分の記載があるにも関わらず、「原則行うことですので…」の一点張り。
これまでの色々なことが積み重なり、不信感が拭えないままここまで来てしまいました。
なぜ信頼回復に向けて対応してくれなかったのかが謎です…
盛土トラブル発生後の最初の打ち合わせは、トラブル発生から2週間後でした。
ハッキリ言って、対応が遅いと思いました。
急に発生したトラブルなわけですから、
「1週間以内には何かしらの対応や施主が安心できるような提案をするのが普通」
だと私たちは考えています。
それが難しいとしても一度打ち合わせを行って現在の状況を整理したり、お互いの主張、認識を確かめるぐらいはあって然るべきだと私は思います。
ですが、私たちが期待していたような迅速な対応はありませんでした。
打ち合わせを行うまでの間にもLINEでやり取りをしていました。
その中で住友林業さん側からの
「計画段階では盛土の予定はなかった」
という主張が非常に目立ちました。
図面に盛土の記載があると伝えてからも、その主張が大きく変わることはありませんでした。
ハッキリ言って、住友林業さん側のミスなわけですから、ミスをした側が全責任を負うのは当然だと思っています。
着工合意の図面にも盛土の記載があるわけですから、その通りに施工しなければ契約違反になるはずです。
なのにも関わらず、
「図面はミスだったが、当初は盛土を予定していなかったのを理解してほしい」
という主張ばかりです。
この主張をしておけば、
「もしかしたら施主側が妥協して、住友林業側の損失を負担してくれるかもしれない」
とでも思ったのでしょうか?
仮にそういうつもりが住友林業さん側になかったとしても、そう思われても仕方ないような主張だと思います。
実際私たちはそう思ってしまいました。
またそんな主張をした所で、こちらが意見を変えるはずがありません。
なぜなら、こちら側のミスではないからです。
こんなことを住友林業さん側が主張したとしても
「ミスはそちら側の原因なので、その責任を取って図面通りやってください」
とこちら側が言うだけなのは誰にでも分かるはずです。
自分のミスは自分で尻拭いをすべきなのに、
「あわよくばその尻拭いを施主側に助けてもらおう」
というスタンスに非常に腹が立ちました。
実際そう考えていたのかは分かりませんが、こちら側がそう感じている時点で、
「今回の住友林業さん側の対応は正解ではなかった」
と私たちは考えています。
ミスをしたのなら、ミスした側が責任を取るのが普通ですよね…
ここで言う嘘の発言というのは、前回の盛土の打ち合わせであった外構担当さんの発言です。
その発言は
「設計GLと盛土の範囲については説明したつもりでいたが、双方の認識に相違があった」
と設計士さんが話をしていた時にありました。
この話の時に外構担当さんから父へ向けて、こんな発言がありました。
お父様、一応分かっておいて頂きたいのですが…
外構工事関係については、事前にこちらでしっかりと説明をしております
その上で息子様ご夫婦には、ご同意をいただいております
いやいや、待て待てと。
外構担当さんと打ち合わせしたのは、設計士さんから紹介してもらった時に挨拶込みの打ち合わせ(10〜15分程度)が一回とこちらから打診した打ち合わせ(約1時間)が一回です。
こちらが打ち合わせを打診しなかった場合、外構担当さんとの打ち合わせは10~15分程度の打ち合わせ一回だけになる予定でした。
普通に考えておかしいだろうと今まで何度も思いました。
そんな短時間の打ち合わせで、一体何を私たちに説明したのでしょうか?
少なくとも、盛土についての事前説明は一度もありませんでした。
にもかかわらず、外構担当さんは事前に説明したと言っています。
この発言を聞いた時、
「外構担当さんは、虚偽の発言をして父を陥れようとしている」
と考えてしまいました。
正直、外構担当さんへの不信感がかなり高まりました。
嘘をつかれると、一番不信感が募ります…
盛土トラブル発生時に外構工事を改めて考え、
「駐車場の土間コンクリートだけはやっておいたほうがいい」
と思い、見積書の作成をお願いしました。
しかしこの中で納得いかなかったのが、見積書の内容と金額です。
見積書に「掘削・埋戻し」という項目がありましたが、埋戻しが計上されている意味が分かりませんでした。
設計GLはBM+250で、現況の地盤とは20cm近い高低差があります。
それに加えて盛土については住友林業さん側のミスだったので、住友林業さん側が土地全体を設計GLまで盛土することで、話は落ち着きました。
であれば、
「土を盛る部分については住友林業さんでやっていただくべきではないか」
と私たちは考えています。
現状、本トラブルにおいての補償は何もない状態なので、盛土については最低限住友林業さん側でやっていただかないとこちらとしては納得がいきません。
父も同意見で、盛土をするのであれば駐車場部分も盛土の範囲内なので、一緒に作業をすれば別途費用もかからないのが普通だろうという考えでした。
またこの見積書の金額についても、今までの経験から父が積算をして金額の概算を出してくれました。
父が少し高めの金額で積算をしてくれたのですが、それでも相場の2倍以上の金額になっていることが分かりました。
見積書の内容や相場の2倍近くもかけ離れている金額だったことから、更に不信感が募る結果となりました。
ぼったくろうと思っているようにしか感じられませんでした…
ここまでで説明した今までの不満が爆発した結果、改めてZoomで打ち合わせを行うことになりました。
今回の打ち合わせに同席したのは
- しじみ夫婦
- しじみ父
- 営業さん
- 設計士さん
- 設計部門の責任者さん
- 外構担当さん
- 生産担当さん
以上、8名での打ち合わせとなりました。
打ち合わせの内容については、しじみが項目ごとにまとめて住友林業さんへ事前に情報共有をしました。
今回の打ち合わせでは、以下の部分についての話をしました。
かなり長い打ち合わせになったので、以下のリンクから気になる部分だけ見ていただければと思います。
- 私たちがこれまでのトラブルに費やした時間に対する補償について
- 盛土トラブル発生時の当初の提案内容について
- 外構担当さんの嘘の発言について
- 外構工事の打ち合わせ回数の少なさと打ち合わせの短さについて
- 外構工事の見積書の内容について
- 床見切り材の施工ミスについて
- 盛土の施工範囲について
上のリンクをタップで、読みたい部分へ飛べます
私たちの家づくりでトラブルが起きたのは、今回が初めてではありません。
住宅ローン関係の時も発生し、その時にもかなりの時間が奪われました。
トラブルがなければ、トラブルの対処に費やした時間は他のことに使えたはずです。
私たち夫婦だけならまだしも、自営業である父も今回のトラブルの対処に時間を奪われています。
父は自営業ですから、父が働いていなければ当然お金は入ってきません。
言わば、損失です。
また前回のトラブルも今回のトラブルも、こちらに落ち度はないと考えています。
ですので、言ってしまえば、住友林業さん側のせいでこうなってしまったわけです。
にも関わらず、住友林業さん側の対応や提案を聞く限り、そんなことは一切考えていないように感じました。
なので、私たちの時間を奪っている自覚があるのかという点と
本トラブルに関しての補償が何かあるのかについて聞いてみました。
トラブルのせいでしじみ様達のお時間を奪ってしまっているという認識はございます
ですが、補償につきましては現状は特に何も考えていない状態です
まぁ予想はしていましたが、こういう時でも補償とかは無いんですね…。
こちら側が原因となるトラブルであったりすれば、補償がないのは分かるのですが、こちらに一切非がなくても、値引き対応とかサービスとかは何もないみたいです。
実は、住宅ローンのトラブル時にも父が似たような内容を営業責任者さんに聞いたそうです。
その際も「補償というのは難しい」という回答だったそうです。
もしかすると、こういう場合における補償が会社として対応が難しいのかもしれません。
補償に対して何か言っても対応が変わることはないのだろうと判断し、この件については特に何も尋ねることなく終わりました。
今までトラブルに費やした時間を返してほしい…
盛土トラブルが発生してから一番最初の打ち合わせで、「盛土範囲を1m追加する」という提案がありました。
そもそも図面が土地全体の盛土になっているにも関わらずこの対応はおかしいだろうと思っていたので、再度聞いてみました。
当初は土地全体への盛土の計画がなかったため、
少しでも暮らしやすいようにする方法として
範囲を1m増やす提案をさせていただきました
現状の周囲1mの盛土よりも追加で盛土範囲を
1m増やした方が暮らしやすいと判断しました
盛土を必要最低限にすることで、引渡後に外構工事をされた場合の
土の搬出を減らすという考えもありました
盛土をするという記載が図面にない場合であれば、最適な提案だと思います。
ですが、今回の場合は盛土をするように図面に記載があったわけですから、適切な提案ではなかったと思います。
一度、皆さんもこちら側の立場で考えてみてはいただけないでしょうか?
図面が正である状態でこの提案だけを受けると、
「図面でミスはしたけど、盛土の範囲を少なくして住友林業の負担を最小限にしたい」
と住友林業さん側が思っているように聞こえないでしょうか?
このことから分かるように、トラブル発生当時はお互いの認識や考え方がズレていたんだと改めて分かりました。
現在では盛土をしていただけることになったので、こちらについては設計士さんからの説明を受けて納得し、次の話へと進みました。
自分のミスは自分で責任を取るのが普通だと思います…
盛土の打ち合わせ二回目の際に外構担当さんが父に対して、
外構工事関係については、事前にこちらでしっかりと説明をしております
その上で息子様ご夫婦にはご同意をいただいております
と嘘の発言をした件についてです。
個人的な話にはなりますが、しじみは嘘をつく人が大嫌いです。
昔から「嘘をつくのは駄目だ」と両親から言われて育ってきました。
当然、嘘の中には「良い嘘」があることも分かっているつもりです。
ですが、今回は普通に悪い嘘です。
こちら側からすれば、父を陥れようとしているようにしか感じられませんでした。
ただでさえ住友林業さん側に不信感がある状態なのに、その上でなぜ更に不信感を募らせるような行為をしてきたのか。
さっぱり意味が分かりませんでした。
この内容については設計士さんに聞いても分かるはずがないので、外構担当さんから直接説明をしていただきました。
こちらがお伝えした際に混乱するような発言となってしまい、
申し訳ございませんでした
私がお伝えしたかったのは盛土の件についてではなく、
ウッドデッキとスロープの打ち合わせの件です
その打ち合わせの際に「その他の外構部分については不要」
としじみ様ご夫婦が仰っておられましたので、
他に外構工事はしないという話をさせていただきました
その件についてお話をするつもりが、
誤解を招いてしまい申し訳ございませんでした
確かに他の外構工事はしなくてもいいという話はしましたが、それは住友林業さん側から盛土に関する事前説明がなかったからです。
盛土が建物周囲1mだけにしかされないと事前に分かっていれば、当然その部分も工事はお願いします。
そうしないと生活が不便になるのは目に見えていますから。
またこの発言をしたタイミングも謎で、
「設計GLと盛土の範囲については説明したつもりでいたが、双方の認識に相違があった」
という話の時に、外構担当さんはこの発言をされています。
話の流れやタイミングで考えれば、
「外構担当さんは盛土の件について発言している」
と考えるのが自然だと思います。
そしてその発言に対してこちらが反論した際に、外構担当さんは何も答えませんでした。
この件についても聞いてみました。
外構担当さんが発言された時に事実と異なっていたので
こちらが反論したと思いますが、
そのような趣旨だったのであれば、
なぜその時に指摘してくださらなかったんですか?
次の話に進もうとしていましたし、
わざわざ指摘するべきことではないと思いましたので、
あえてお伝えはしませんでした
いやいや、それおかしくないですか?
住友林業さん側への不信感が更に募る危険性があったのにあえて指摘しなかったということですよね…?
外構担当さんは
「次の話に進もうとしていた」
と仰っていますが、少なくとも私たち夫婦の中ではその認識は一切ありませんでした。
私が外構担当さんに反論した後に10秒以上の沈黙がありましたし、参加者全員が外構担当さんの発言を待っているような状態でした。
ですが、外構担当さんが特に何も発言しなかったので、設計士さんが次の話を続けたような流れでした。
ハッキリ言って、外構担当さんのこの説明は言い訳にしか聞こえませんでした。
この時点で私は呆れてしまったので、それ以上の追及はしませんでした。
この発言のせいで、外構担当さんへの不信感がかなり高まりました…
私たちの外構工事はウッドデッキとスロープだけなので、他の住友林業の施主さん達と比べると規模はかなり小さめです。
だとしても、打ち合わせが挨拶も兼ねての15分程度しかなかったのは、誰がどう考えてもおかしいと思います。
こちらから打診しなければまともに打ち合わせをするつもりがなかったのか改めて聞きました。
私もしじみ様と同様で、打ち合わせは初めての顔合わせ時に
10分程度お話をしただけだという認識です
その後は設計担当が都度確認を行っていたため、
問題ないと判断しておりました
打ち合わせ回数の少なさ、打ち合わせ時間の短さについては、私の判断ミスです。
申し訳ございませんでした
謝罪をしていただきましたが、これだけの説明では納得できませんでした。
なので、私たちの思いを正直に伝えました。
今まで契約関係は営業さん、設計は設計士さんという流れで
打ち合わせを行ってきました
この流れでいくと「外構の打ち合わせは外構担当さんと行う」
と考えるのが普通ではないでしょうか?
挨拶を含めた15分ほどの打ち合わせだけでは、
こちら側の要望は何も理解できないのではないでしょうか?
その点につきましても仰るとおりです。申し訳ございませんでした
本当は他にも色々聞きたいこともありましたが、
聞いても謝罪されるだけだと判断したので、これ以上の追及はしませんでした。
一度失った信頼を回復するのは相当難しいと思います…
ここからは主に父が外構工事の見積書の内容について質問をしてくれました。
ざっくりと内容をまとめると
- 見積条件の中に明らかに自分たちに該当しない項目があるのはなぜか
- 「掘削・埋戻し」とあるが、埋戻しは不要ではないか
- 見積金額が高すぎるので、「一式」の部分の内訳を見せてほしい
以上3点です。
順番に話をしていきます
提示された見積条件を確認すると、明らかに該当しない見積条件があるのが確認できました。
どう考えても、今回の見積には不要な条件ばかりです。
なぜこのような見積条件になっているのか不審に思ったので、
見積書を作成した外構担当さんに確認しました。
元々こういった見積書のフォーマットがありまして、
どのお客様にも記載させていただいております
フォーマットがあるのは分かりますけど、
記載内容のほとんどが関係ない内容ですよね?
今回の工事に関係しない見積条件があると、
どの条件が該当するか分かりにくいですよね?
こちらが混乱してしまうので、該当しない部分は
記載しないか線で消すなどしてくれませんか?
承知いたしました。修正して再度提出いたします
フォーマットがあるのはわかるのですが、なぜそれをそのまま提出するのでしょうか…。
普通ならばお客さんに合わせて、見積条件をその都度変えるはずです。
見積条件を変えないというのは、手を抜いているように感じてしまいました。
フォーマットとは言え、関係のない見積条件を勝手に書かないで欲しいです…
見積書の明細を見ると「掘削・埋戻し」の費用として、
85,000円が計上されていました。
父いわく、埋戻し分の費用はかからないはずとのことだったので、
その点について外構担当さんに聞いてみました。
埋戻し部分の費用は必要ないと思うのですが…
いえ、必要になります。掘削をしてから埋戻しを行いますので…
埋戻すのは分かりますけど、埋戻す部分については
造成工事と一緒に行えば対応できるのではないですか?
それは…そうですね…。それでは掘削・埋戻し部分については、修正をさせていただきます
埋戻しの部分については、項目の修正と費用の減額をしていただけることになりました。
危うく不要なお金まで支払うところでした…
今回の外構工事の見積書を父が見たところ、あまりにも高すぎると思ったため、父の仕事の経験から今回の外構工事の積算をしてくれました。
すると、高めに積算した状態でも価格には2倍近くの差がありました。
また見積書の中には「一式」としか書かれていない部分がいくつかありました。
この部分の詳細がよく分からなかったので、内訳を見せてもらえるようにお願いをしました。
うちではこの値段でやらせていただいておりますので、この金額が難しいようであれば他でやっていただくことになるかと思います
一応こちらも官公庁との仕事の経験もありますし、積算金額の根拠はあります。
その上で少し高めに積算した金額で2倍近くの差があるんですよ?
あまりにも差がありすぎませんか?ハッキリ言って、ぼったくられているとしか思えません
しかし、こちらもこの値段でずっとやらせていただいておりますので、
うちでやるとするとこの金額になってしまいます
では、その根拠となる情報を教えてください。
「一式」ではなく、一式の中の「内訳」を見せてください
それは出来ません。社外秘となっておりますので…
…
あの、一度こちらの立場に立って考えていただけませんか?
こちら側は根拠のある情報、住友林業さん側は公開出来ない情報、
その状態で金額には2倍近くの差がある
こんな状況だった時、外構担当さんならすぐに工事をお願いしますか?
簡単に決断できますか?
その金額に納得がいけばお願いをしますし、
納得いかなければお断りすると思います
この回答を聞いた瞬間、こちら側の意図が全く伝わっていないなと感じましたね…。
まぁ金額だけ見たらそうなんですけど、その他の条件も考慮して欲しいと父は言ってたんですがね…。
これに補足するような形で、しじみも少し口を挟みました。
父は根拠のある数字で、積算をしてくれています。
しかし、住友林業さん側は一式の内訳は公開出来ないんですよね?
この状態で2倍近く金額に差があると、
おかしいなと感じませんか?
そりゃお金持ちの人ならそれぐらいのことは
気にしないかもしれませんが、私たちはお金に余裕がありません
そういったことも考慮していただいた上で、
私たちの立場に立って考えていただけませんか?
…
外構担当さんが黙ったからかどうかは分かりませんが、
ここで設計士さんからの回答もありました。
金額の点で言うと、お父様の経験からの積算かもしれませんが、
私共も今までの経験からこの金額でさせていただいております
また地域が違うことなどもありますし、
金額の差があるのは仕方がないのかなとも思います
地域が違うだけで2倍近くも差が出るものでしょうか…?
地域が違うとはいえ、同じ日本国内ですよ…?
素人考えで言うと、間に何社も何社も下請け業者がいるぐらいじゃないと、
こんな金額にはならないと思うんですが…
私がこの発言をしたら、しばらくの沈黙がありました。
当たらずとも遠からずって感じだったんでしょうか?
真実は住友林業さん側にしか分かりませんが、大企業はそういう場合が多いですからね…。
その後、外構担当さんからこんな発言がありました。
内訳の公開は社外秘なので出来ませんが、金額部分については、
出来るだけ歩み寄らせていただければと思っております
埋戻し部分の修正も合わせて、
再度見積書を作成させていただいても構いませんか?
分かりました、ではそれでお願いします
正直、外構担当さんに対する不信感は今回の打ち合わせでは拭えませんでした。
ですが、金額面でこちらに歩み寄っていただけることになったので、その点については感謝しています。
あとは、外構工事に問題が発生しないことを祈るばかりです…
今回の打ち合わせの前の週に現場を見学に行ったんですが、その際に施工ミスを発見しました。
この部分は水槽を置くスペースなんですが、
お願いしていたのはステンレス床見切りです。
しかし、実際に施工されたのは木の床見切り材でした。
ミスが発生した原因として考えられるのが、平面図における表記です。
まずこちらの平面図を見てください。
この部分は、水槽を置くスペースと同じステンレス床見切りです。
なので「ステンレス床見切り」と記載されています。
では、今回の水槽を置くスペースの平面図を見てください。
こちらには何故か「床見切り」としか記載がありません。
実はこれ、以前着工合意の打ち合わせをした際に設計士さんに確認をしていた内容です。
その際の回答は
仕様書にはステンレス床見切りと記載がありますので、
問題ありません
との回答でした。
その回答があった時は
「設計士さんがそう言うのなら大丈夫なのか?」
と思って強くは言いませんでした。
結果的には懸念していたことが起きてしまったなという感じです。
普通に考えてみてほしいんです。
キッチン部分には「ステンレス床見切り」、水槽を置くスペースには「床見切り」だけの記載。
平面図を見た段階で、
キッチンはステンレス床見切りって書いてあるから、
水槽を置くスペースは普通の床見切りってことね
と判断して、誤ったまま施工する可能性が高いのではないでしょうか?
大工さんが仕様書をその都度見ていれば、こうはならなかったのかもしれません。
ですが、平面図と仕様書の表記に違いがあるのがそもそもの問題だったのではないかと私は考えています。
平面図上の床見切りが全て「床見切り」と記載されているなら、まだ分かります。
ですが、一部分だけ「床見切り」となっているなら、その部分は通常の床見切り材だろうと考えるのはごく自然な考え方かなと思います。
今回の施工ミスは、言ってしまえば事前に防ぐことが出来たミスです。
このミスは大工さんというよりもこの図面を書いた設計士さんのミスではないかと思ったので、聞いてみました。
仕様書へ記載していた点、
内装業者へステンレス床見切りを依頼していた点から、
問題はないとお答えさせていただいておりました
しかし現場で誤った施工となってしまったこと、
大変申し訳ございませんでした
しじみ様からのご指摘後、
床見切り材のお直しをさせていただきましたのでご安心ください
着工合意の際に確認をしたのは、
こういったことが起きる可能性があると思ったからという意味もありました
言ってしまえば、事前に防ぐことが出来たミスだと思います
今後同じような施工ミスが起きないように、
図面を修正していただきたいのですが…
図面については、再度内容を確認させていただきました
その他の部分につきましては、問題は見つかりませんでした
今後はご心配をおかけしないように、今以上に現場との連携を強化していきます
分かりました。引き続き宜しくお願いします
着工合意時にもう少し強く言っておけばこんなことにはならなかったと思うと、大工さんには申し訳ない気持ちです…。
他の施工は問題ないとは思うのですが、次回木完立会いの際には注意しながらチェックしようと思います。
今後はこんなことが起きませんように…
前回の打ち合わせで、盛土の範囲についてどうするかをこちら側で決めておくことになりました。
色んなことを考えた結果、こんな感じでお願いすることにしました。
施工範囲を決める上で考えたこととしては
- 基本的には盛土を設計GLの高さで仕上げて、境界際の部分は法面(のりめん)で仕上げる
- 東側の隣地にある擁壁の水抜き穴を塞がないようにする
- 駐車場部分の勾配は東西に5mで3%なので、駐車部分の北側・南側部分も同様の勾配で仕上げる
- 駐車場部分の西側のラインからは勾配が少し変わるので、道路後退線へ目掛けて高さをすり付ける
上記のようなことを考えて、施工範囲を決めました。
特に隣地の方とのトラブルは避けなければいけないので、その点は特に配慮しました。
また今後道路の拡幅があった場合は、道路後退線まで下がる必要が出てきます。
そのことも考慮した上での施工になるようにお願いしました。
住友林業さん側もこの内容で了承してくださったので、この盛土範囲でお願いすることになりました!
木完立会い時に念のため現地確認を行う予定です!
今回は、今までの対応に対する不満が爆発してしまったので、改めて打ち合わせをしました。
この話を聞いてどう思うかは人それぞれだと思いますが、当事者の目線で言うと少なくともこれまでの対応は良くなかったと思います。
その中でも特に
- トラブル発生からの初動が遅かったこと
- 図面に記載があると言ってからも、しばらくは「盛土の計画はなかった」と主張したこと
- 住友林業さん側のミスであるにも関わらず、「盛土の範囲を1m増やす」提案をしてきたこと
- 打ち合わせ内で外構担当さんが嘘とも取れる発言をしたこと
- 住友林業さん側から打診のあった外構工事の打ち合わせが一回しかなく、その時間が15分程度だったこと
以上、5点が特に気になった部分です。
正直、不信感は完全には拭えていません。
今後の住友林業さんの対応内容や迅速かつ的確な対応に期待しておきたいと思います。
次回は、工事開始18週目&木完立会いについて記事にしていきたいと思います。